ブログ

2009.12.17更新

裁判官のつぶやき・・・。

本日は、丸和商事(ニコニコクレジット)の件で出廷してきました・・・。

ところで・・・、

最近、色々なところで話題になっている『Twwiter(ツイッター)』ですが、

本日、担当していただいた、おじいちゃん裁判官さんも、正しくつぶやき名人!!




実は、ボク、このおじいちゃん裁判官さんに会うたびに、

いつも気になって仕方がないのですが、

恐らく、入れ歯の調子が悪いんです・・・。



いつも、お口を、“カックん”、”カックん”、やってます。

お陰で、おっしゃることも、聞き取れないことが多いです・・・(涙)。




これは、他に出廷している方々も、

よく、「えっ?」って聞き返しているので、

ボクの耳がおかしいんではないと思います・・・。




そのおじいちゃん裁判官さんが今日もボソボソと、



「もぉ~、和解ってのは、

元金の7割とか8割が相場なんだよなぁ~」




別の事件でも、



・・・そうですかぁ~、和解できませんかぁ・・・。

まぁ、訴訟してる人に和解しろってのも

無理はあるんですけどねぇ・・・。」




なんて、つぶやいていました(笑)




「んもぉ~、

最近は、みんな和解してくれないから、

裁判所が忙しくってしょうがない・・・。」




ついつい、つぶやい(グチっ)てしまうくらい、お忙しいのでしょう・・・。

こちらも、和解をしたいのはヤマヤマなんですけどね・・・。



でも、それだけお忙しいと、入れ歯の調整にもナカナカ行けないですね。

そちらも心配です(笑)

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2009.12.13更新

やりきれない思い・・・。

ここ最近の過払い金の回収には、

非常に、非常に、時間がかかります・・・。

半年位前までは、

「解決(入金)までには、だいたい2~3か月程度はかかると思いますよ。」

と申し上げていましたが、



それが、ここ最近では、

「早くて2~3か月、遅いと半年から1年かかる場合もあります・・・。」

と申し上げています。



もちろん、その中でも、レイク(新生フィナンシャル)さんなんて、

いい意味で(早期の解決が期待できる)例外の業者さんもあります。

ただ、それは、やはり例外中の例外に過ぎません。




ですので、私自身もご依頼者の方々に対して、

非常に心苦しい思いとともに日々を過ごしています。




ご依頼者の方とお話しをすると、

そのすべてが言い訳になっているような気持になるときがあります・・・。



「すいません、まだ、業者から何の返答もないんです・・・。」



「すいません、何度も連絡しているのですが、

担当者からの折り返しの電話をいただけなくて・・・・。」




できるだけ早く解決して、

いち早く安心していただきたい思いは、とても強く感じているのですが・・・。




すみません、

言い訳ではなんですが・・・と言いながら

またいつもの言い訳っぽくなってしまいました・・・(涙)

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2009.12.05更新

『アイフル』さんからの攻防!?

先日、アイフルさんからお電話をいただきました・・・。



「はいはい、どちら様の件でしょうか?」



アイフルさん

「このたびは、個別的なお話ではございません。」



「と言われますと?」



アイフルさん

「私、アイフルの〇〇と申します。

お忙しいことと存じますが、少々お時間をいただいて、

今後の和解交渉などについて、お話させていただきたいのですが・・・。」



「(苦笑)・・・はぁ。」



アイフルさん

「本来であれば、事務所の方に出向き、

直接、ご挨拶のうえで、お話させていただきたいのですが・・・。」



「いえいえ、そちらさまもお忙しいでしょうから

わざわざお越しいただかなくて結構ですので・・・。」



アイフルさん

「それでは、早速なのですが、

立て続く過払い金の請求により、我が社もとうとう厳しくなって参りました。

お支払いしていかなければならないのは、当然のことではございますが、

いかんせん、払っていくだけの予算がございません。

この窮状を踏まえていただいたうえで、

今後の過払い金のお支払いは、“5割”を基準にさせていただきたいのですが。



「いやいや、それって今に始まったことじゃないですよね?

半年くらい前から、“5割”、“5割”っておっしゃてますけど・・・。」



アイフルさん

「それはそうなんですが、今一度お考えいただきたく・・・。

すべての方の件について、“5割”とは言いません。

10人に2人くらいは、プラスαの方がいらっしゃても結構ですので。

と言いますのも、

今後は、裁判上においても徹底的に争っていくつもりですし・・・。



「いやいや、だから、それも今に始まったことではないですよ。

連日、アイフルさんの社員が出廷されてるじゃないですか。

私の事務所でも、アイフルさんとの裁判は、

和解ができないんで、ほぼ全てが“判決”です!

こっちだって、好きで裁判してる訳ではありません。

妥当的な返金額をご提示していただけないから、裁判になるんです。

そして、裁判上でも妥当的な和解ができないから“判決”になるんです。

何ですか?プラスαって!?」



アイフルさん

「・・・・・。

それでは、できましたら、現在、訴訟になっている事件について、

優先的に和解していただくわけにはいかないでしょうか?

その代わり“5割”とは言いません。返金日も出来る限り早くします。」



「それはそれは、私の依頼者の方々も望むところです!

ただし、私は、訴訟を起こすに当たって、

すでにご依頼者の方々に色々なご説明を差し上げておりますので、

中途半端な和解は組めませんよ。」



アイフルさん

「そう言われると、申し上げにくいのですが・・・、

なんとか、“7割”程度でいかがでしょうか?

このくらいであれば、たくさんの事務所様にご了承いただいているのですが・・・。



「大変申し訳ございませんが、私のご依頼者の方々は、その程度の和解を望んで、

わざわざ訴訟を起こしている訳ではありません。

その点、どうぞご了承くださいませ。」



・・

・・・

先日、武富士の担当者さんが、会社の窮状を訴えにご来所されました。



その時も、似たような話をしたのですが、

今回のアイフルさんからの電話も、その後味の悪さでは同じでした・・・。
 

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2009.11.15更新

『無料相談会』と『債務整理の広告』

昨日のことなのですが・・・、

我等が板橋区!主催の『九士業法律相談会』なるものに、
相談員として出席してきました!

私は今年が初参加なのですが、実は今回で7回目になるそうです。
 

ところで、“九士業”っ何のことでしょう?


・弁護“士”さん

・行政書“士”さん

・税理“士”さん

・社会保険労務“士”さん

・土地家屋調査“士”さん

・不動産鑑定“士”さん

・中小企業診断“士”さん

・建築“士”さん

それと我々、司法書“士”のことです。

みんな最後に“士”がつく専門家が、“九”つの業種ということです。



それぞれの相談内容にしたがって、それぞれの専門家が、

ご対応することができるという、素晴らしい!?趣旨の相談会なのです!



具体的に言いますと、例えば、“相続”のご相談があるとします。

その場合、

相続人間で遺産を分割することで揉めてるなら、弁護“士”さん!

相続登記の手続きの心配なら、司法書“士”!

相続税の心配なら、税理“士”さん!  といった具合に

ひとりの相談者の方に、だいたい3~4名の士業の方が相談を受けるという、

正しく、よってたかって解決しまっせ!的なノリなのです(笑)。



ただ、相談者の方によっては、

いきなり、目の前にズラ~と並ばれると、委縮しちゃう方もいらっしゃいました。

「なんだか大袈裟なことになってしまい、申し訳ございません・・・。」

なんて、おっしゃる方もいらっしゃいました・・・。



当然だと思います・・・。

私自身、全員で100人近い士業の方々にお会いする機会は、滅多にありません。

正直、気遅れしてしまうところはありました・・・。



また、相談会の会場は、板橋区の地域センターだったのですが、

ご相談者の方々は、順番がくるまで、
待合室のようなことろで、お待ちいただく状況でした。



私は、日常の業務で、債務整理に関してのご相談を受けることが多いこともあり、

ご相談者の方にとってのプライバシーの問題は、
非常にデリケートな部分だと思うのです。



もちろん、ご相談の内容にもよりますが、

「相談会にいったら、ご近所の方に会っちゃった」では、
いかんせん問題はあるでしょう・・・。



行政として、板橋区として、
無料相談会を開催することは素晴らしいことだと思います。

なかなか、ご自身で、相談先を探すのは、大変なことですから・・・。



ただ、私自身は、もう少しご相談者の方々への配慮が必要なのでは?と感じました。

このあたりは、『九士業法律相談会』に関わらず、

色々な相談会において、改善すべき課題なのではないでしょうか。




ただ、安心したこともありました。

それは、今回の無料相談会において、

債務整理、借金問題、クレジット・サラ金に関するご相談が、
ほとんど無かったことです。



これは、約1ヶ月前に行った板橋区の司法書士による
無料相談会でも言えることでした。

ご相談がなかった理由が、

「そんなところで相談したら、誰に会うか分からない・・・。」

「誰に見られるか分からない・・・。」という、プライバシー保護に欠けているという

マイナスの理由であれば、それはそれは、残念なことですが、

恐らく、これは、弁護士さんや司法書士による、
債務整理業務に対するアピール(広告)の表れだと思います。



「ご相談は、無料ですよ!」

多くの事務所で無料での相談を受けつけてくれるため、

わざわざこういった無料相談会に相談する必要が減ったのではないでしょうか?



テレビCMをやっている弁護士さんは、今やたくさんいらっしゃいます。

電車の中に弁護士さん、司法書士の広告もいっぱいあります。



それらの是非については、業界内でも、様々な考えがあります。

中には、過剰な表現も見かけます。

“不当誘致”なんて言い方もされます。



ただ、

ただ、

実際に借金問題で困っている方にとって、

「債務整理という手続きがありますよ!」と伝えること、

「法的手続きで、借金問題から救われますよ!」と伝えることは、

とってもとっても、重要なことだと思うのです。



問題の解決方法って、

今の自分自身で考えている(知っている)より、たくさんあると思うのです。

今の自分と同じことで悩んでいる方も、たくさんいらっしゃるのです。



形は色々ですが、このような情報の発信により、

借金で苦しむ方が、ひとりでも助かるなら、結果オーライなのではないでしょうか?




ただし、

ただし、

そこからは、ご自身の判断が重要です。


自分自身のために、一番いい方法を選ぶこと。

もし専門家に頼むのであれば、本当に信頼できる専門家を選ぶこと。

それは、あなた自身が決めることなのですから・・・。

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2009.10.25更新

裁判の費用って・・・。

裁判って、もの凄く“お金”がかかるもの!?

とお考えの方は非常に多いと思われます。


私自身も、この仕事に就いて、実際に裁判をするまではそう思ってましたし・・・。

そういったご相談も、よくお受けいたします。




では、実際はどうなのでしょうか!?



裁判をするのにかかる実費としては、

“印紙”と“郵券”と“代表者事項証明書”の3点セットのみなのですが・・・。




“印紙”とは、収入印紙のことです。

たまに契約書とか領収書に張ってある“切手”のようなものです。

相手へ請求する額(訴額)によって、必要となる収入印紙の額が異なります。




“郵券”とは、まさに郵便切手のことです。

裁判所が、当事者(原告・被告)に対して郵便物を送るため、

予め原告側が預けておくのです。

裁判所が郵送料を立替えてくれるわけがありませんから・・・。




“代表者事項証明書”とは、会社(業者)相手に裁判をする場合に必要となります。

相手方の業者の会社名、本店の場所、代表者名が記載されている、

人でいうと住民票みたいなものです。

法務局で取得するのですが、郵送での取得も可能です。




そして気になるそれぞれの値段ですが、



例えば、10万円を請求する裁判のために必要な3点セットは、

“印紙”が1,000円

“郵券”が6,000円

“代表者証明書”が1,000円です。




例えば、50万円を請求する裁判のために必要な3点セットは、

“印紙”が5,000円

“郵券”が6,000円

“代表者証明書”が1,000円です。




ちなみに“郵券”は使用しなかった分は、後日、裁判所より返却されます。

郵送物が少なければ(裁判が早く終われば)、

その分たくさん帰ってきますので、ケースバイケースですが、

3,000円~5,000円くらい返却されることも珍しくありません。




どうでしょう?



思ったより、お金がかからないと思いませんか?




もちろん、思ったより、かからないとはいえ、

すんなりと和解できれば、わざわざ裁判なんてする必要すらありませんので、

それだけでも腹立たしいのですが・・・。




ご本人様で過払い請求をされている方々へ!



業者の担当者のこんな言葉には、要注意です!

「この和解提示額で、ご了解いただけないなら、

裁判を起こしていただくしかありませんね~。

でも、裁判なんかしたら、もの凄くお金がかかりますので、

結果的には、今の和解提示額より、損をすることになりますけどね~」

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2009.10.04更新

ご面談の必要性について・・・。

「借金の相談をしたいんですけど・・・。」
「返済が厳しいので、債務整理をしたいんですけど・・・。」
「過払い金の回収について、聞きたいんですけど・・・。」

お電話、メール等でご相談いただく場合、

まずは、現在のお借入状況の概要をお聞きします。

『業者名』、『借入額』、『取引年数』等・・・。



そのうえで、

「一度、事務所にお越しいただき、ゆっくりお話しませんか?」と申し上げます。




実際に事務所にお越しいただくことは、

ご相談者の方にとって、とっても、とっても気が重いことであることは、

重々承知しています・・・。



正直、私も緊張します。




ただ、まずは、ご相談者の方にご安心いただきたいのです。



直接、お会いして、お話しをすれば、電話だけよりも、何倍もご安心いただけると思います。




借金の対する考え方は、人それぞれです。



ただ、私は、常々申し上げているとおり、

『借金=悪いこと=恥ずかしいこと』だとは考えていません。



よく「お恥ずかしながら・・・」とご相談いただきますが、

私は、いつも、「全然、恥ずかしいことではありませんよ。」と申し上げています。




私は、この仕事を始めてから、

たくさんの方が、様々な思いで、借金と立ち向かっていることを知りました。



残念ながら、数分の電話、数通のメールで、

安心、解決できるほど、単純・明快な話ではないですよね・・・。



そして、時間のかかる手続きでもあります・・・。




だからこそ、直接、お会いして、お話しをすることが、

とっても大事なことだと考えているのです。



手続きの内容、費用の内訳、今後の流れと見通し等々。



場合によっては、2~3時間お時間をいただくこともありますが、

ご理解いただけるまで、ご納得いただけるまで、ご説明することによって、

やっと、少しだけ、ご安心いただけるのではないでしょうか?




そして、ご相談者のお悩み、私の考え、お互いに理解し合うことによって、

一緒に頑張っていくという、お気持を持っていただければ、

より、ご安心いただきながら解決していけるのではないでしょうか?




だって、一緒に解決していくのですから・・・。

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2009.09.13更新

司法書士板橋支部『無料法律相談会』開催のお知らせ

私の所属する東京司法書士会の板橋支部では、

板橋区と共催し、再来週の日曜日(平成21年9月27日)に
『無料法律相談会』を行います。

場所は、板橋区立グリーンホール(旧産文ホール/板橋区栄町36-1)の7階、

http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/002/images/img_2279_1_1.jpg.html

時間は、午前10時から午後3時までとなります。




一応、ご予約制となっておりますので、

板橋区の各司法書士事務所まで、ご連絡いただければと思います。



もちろん、私の事務所にご連絡いただいても結構です(笑)。



ゆっくりと相談したいという方は、相談時間の確保のため、

予め、ご予約いただいた方が安心かと思います。




当日は、板橋区の司法書士の有志が集って、みなさまのご相談を承ります。



私も、その一人として参加させていただきますので、

ご興味のある方がいらっしゃいましたら、当日、会場でお会いしましょう(笑)!




私の事務所でも、無料にて、みなさまのご相談を承っておりますが、

やはり、私のような個人事務所に直接ご相談いただくよりも、

今回のような板橋区(行政)が関わっている方が、

より安心して、ご相談していただけるのではないでしょうか・・・。




せっかくの機会ですので、是非、ご利用いただければと思います。




この機会に地元、板橋区のみなさまの悩みが少しでも解決できれば、

板橋区としても嬉しいでしょうし、板橋支部の司法書士の一人としても嬉しい限りです。



しかも、無料ってのがいいですよね!(笑)




私個人としては、

多種多様のご相談に対して、先輩の司法書士の方々が、

どのように対応されているのかが、非常に気になるところです。



せっかくのこの機会、そのあたりを、しっかりと勉強させていただこうと思っております。



もちろん、無料で!!(笑)

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2009.08.13更新

債務整理と『ETCカード』

本日より、お盆休みの方も多いのではないでしょうか?

お盆と言えば、帰省ラッシュ!

帰省ラッシュといえば、高速道路!?


以前、ゴールデンウィークの時にも
同様のとこについて触れたのですが、

このお盆休みの時期(今日8月13日から8月16日まで)についても、
高速道路が1,000円!乗り放題とのことです。



しかしながら、ご存知のとおり、この割引サービスはETC搭載車のみですので、

やはり『ETCカード』必要となります。


で、またまた、ご紹介したいのが、
『ETCパーソナルカード』です。




債務整理を行ったことにより、クレジットカードを作るのが困難な方、

また、貸金業法の改正(借入残高の総量規制の導入)に向け、

業者側が融資の審査を強化していることもあり、

これまた、クレジットカードを作るのが困難な方がいらっしゃいます。




そういったご相談の時に、私がいつもご紹介しているのが、

クレジットカードではない『ETCカード』、『ETCパーソナルカード』です。




残念ながら、『ETCカード』=クレジットカードと思ってらっしゃる方が多く、

クレジットカードではない『ETCカード』を作れることをご存知の方は、

あまりいらっしゃいません・・・。




ですので、みなさん、驚かれます。

「えっ!『ETCカード』って、クレジットカードでなくてもいいんですか!」と・・・。




お申込みは、簡単(当然、与信の審査はありません!)下記に電話をすると、

申込書をご郵送していただけます。




ETCパーソナルカード事務局:TEL 044-870-7333
(土日、祝日、年末年始除く9:00~17:00)




実際に、私も電話をして、申込書をご郵送していただきました(笑)。



ただ、お電話によると、「
『ETCパーソナルカード』がお手元に到着するまでには、

保証料(デポジット)の入金から約1ヶ月はかかると思います。」とのことでしたので、

次回、高速道路を使用する機会がある場合には、

お早めにお申し込みになった方がよろしいと思います。




与信の審査が心配な方、

クレジットカードに不信感がお在りの方で、

『ETCカード』をお作りになりたい方は、是非、この『ETCパーソナルカード』

ご参考にしていただければと思います。



それでは、みなさん、よいお盆をお過ごしくださいませ!!




なお、当事務所では、お盆休みはいただいておりませんので、

ご相談、ご連絡がある場合は、どうぞご遠慮なくお願いいたします。

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2009.06.06更新

『前向き』? 『後ろ向き』?

我々司法書士にとって、会社の設立登記は、
とてもヤリ甲斐のある仕事のひとつです!


何といっても、その会社さんの誕生に立ち会えるのですから、
それはそれは、とてもスペシャルなことなのです。

まだ、会社さんのカタチがハッキリと決まっていない初期段階から、
徐々にそのカタチが出来上がってくる、そのプロセスに、
関わり合うことができますので、完成したときの感慨もひとしおです。

場合によっては、商号(会社の名前)・本店(会社の住所)・役員構成(家族構成?)なども、
将来の社長さんと相談をしながら、一緒に決めさせていただくのですが、
みなさん、これからご自分で会社を持とう!という方ですので、
あらゆる面で『前向き』な方が多いです。

その方々とお話しをしていると、私自身も『前向き』になりますし、
と同時に、私のガンバル気も刺激されます。

なんとかして、少しでもよりよいサービスが提供できるよう勉強しなければと、
改めて気が引き締まる思いがします。



一方、債務整理業務
(借金問題)は、相談内容としては、重いものばかりです。

「返済が厳しい」、「借入れができなくなった」、「取り立ての電話が怖い」等

相談内容はとてもシビアですし、ご相談にいらっしゃった方と、
笑いながら話すことは、残念ながら稀です。

ただでさえ、さんざんお悩みになった末に、
やっとの思いでお電話いただき、やっとの思いでご相談いただきますので、
事務所にお越しになるご依頼者の方は、とても緊張されています。
それを受け、私も非常に緊張します。

中には、相談中に涙ぐむ方もいらっしゃいます。
正直、私も一緒に泣きたくなります。

ですので、債務整理は、ご依頼者の方にとっても、私にとっても、
ものすごく『後ろ向き』な作業のような気もします・・・。



ただ、これ、実は正反対なのです。

ですよね?

・「今の状況から、抜け出したい!」
・「生活を変えたい!」
・「人生を変えたい!」
・「どうにもならないかも知れないが、どうにかしたい!」

これって、非常に『前向き』な考え方ではないでしょうか?


そうなのです!

債務整理は、とてつもなく『前向き』な手続きなのです!


債務整理手続きの最も重要な目的である、ご依頼者さんの“生活の再建”

これに向かって、ご依頼者の方と一緒に解決方法を考えながら、
一緒にその一歩を踏み出していくことに対して、
私は、仕事のヤリ甲斐を超えた、強い責任感を感じています。

お困りのご依頼者の方を目の前にして、
適当な対応をする訳にはいかないのは、もちろん、
私は、ご依頼者に合った解決方法、
少しでも生活が楽になる方法を提供していきたいという気持ちに対しても、
絶対に嘘をつくことはできません。

私は、一人の司法書士にしか過ぎませんので、
残念ながら、それ以上、それ以外のことはできません。

金銭的に厳しい方へ、お金をお貸しすることはできません。

ご返済の立替えをすることもできません。

ただ、ご依頼者の方と一緒になって、
ご依頼者に合った解決方法を考えることはできます。

一緒に『前向き』な考えをして、
一緒に『前向き』な解決方法を探っていくことはできるのです。


私は、いつも、「決して諦めないでください」とお伝えしています。

私は“諦めること”こそが、最も『後ろ向き』な考え方だと思っています。
だからこそ、それだけは、どうかおやめ下さいとお伝えしたいのです。


誰でもいいんです。



信頼できる身近な誰かに相談してみてください。



知らなかった解決方法が、きっと見つかるはずです。

どうか、あなたも『前向き』な一歩を踏み出して下さい。

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2009.05.26更新

「費用はいくらですか・・・?」

先日、ご相談いただいたご依頼者の方は、
それまでに2つの事務所にご相談なさっていました・・・。

そのひとつは、池袋にある債務整理専門の某有名弁護士法人でした。

電話にてご相談を受けたとき、そのご依頼者の方の最初の質問は、
「費用はいくらですか?」でした。

私としては、まずは、ご依頼者のお借入状況をお聞きしたいところなのですが、
やはり、ご依頼者の気になるところは、手続きにかかる費用のこと。

詳しくお話しをお聞きしたところ、
「以前、相談した2つの事務所では、必要な費用についての説明がよく分からなかった」
とのことでした。

その後、その費用について、詳細にご説明差し上げたところ、
ご安心いただき、当事務所にて受任させていただきました。

前回のブログで、『敷居の高さ』の話しをしましたが、
「一体いくら取られるか(請求されるか)分からない。」というのも、
その『敷居の高さ』の所以なのではないでしょうか?

ただでさえ、費用のことって聞きにくいのです・・・。




少しだけ脱線させてください(笑)


私、少し前になりますが、入院しました。

夜中に急に具合が悪くなり、救急車を呼びました。

結果、そのまま2日間入院しました。

が、しかし、入院費用等の説明は、一切受けませんでした。

次の朝、「とりあえず現金で5万円必要」と言われました。

「追加料金がある場合は、退院時に精算するから」と・・・。


・・・結局、退院時に精算するまで、一体、いくら必要なのか全く分かりませんでした。


これでは、落ち落ちベッドで寝てもいられません。

脱線から戻ります・・・。



当事務所では、費用についても、事前にきちんとご説明差し上げます。

これは、ご依頼者の方のためでもありますが、当事務所のためでもあります。

というのも、ご依頼者の方との信頼関係なくして、私どもの業務は遂行できません。


私は、その信頼関係を築く、肝心な部分こそ、
必要となる費用の説明義務を果たすことなのではないかと考えております。


だからこそ、

・きちんと、ご説明させていただく必要がございます。
・きちんと、ご納得いただく必要がございます。
・そのうえで、ご依頼いただく必要があると考えております。


登記業務に関しては、あらかじめ『見積書』をご提示いたします。

債務整理に関しては、実際に手続きを始めてみないと、
具体的にいくらかかるのか分りにくい部分も、確かにあります。


その場合は、その時点での概算をお伝えすることになりますが、
手続きが進むごとに、費用についてのご説明も併せてさせていただきますので、
どうぞご安心ください。




「費用はいくらですか?」

どうぞご遠慮なく、お聞きくださいませ。

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

TEL:0120-228-677 面談予約