2010.08.20更新
ラジオ体操・・・。
続いてますよ。
朝のランニング(笑)
昨日知ったのですが・・・、
ボクが走っている近所の公園(平和公園!)では、
毎朝、ラジオ体操をやっているらしいんです。
と言うのも、
昨日の朝、公園に着くと、ラジオ体操をやっていたんです。
しかも、ラジオ体操“第2”の終わりぐらいを(笑)
なんで、
今朝は、いつもより、もう少しだけ早起きをして、
ラジオ体操に参加してきました(笑)!!
いやいや、驚きました!
なんと、その人数ですが、100人位は集まっていたと思います。
ボクの知らないところで、
毎朝、こんな大きな集会が行われていたとは・・・(笑)
でも、子供たちは全然いなくて、年配の方ばかりでしたが、
何か理由があるのでしょうかね?
ホント、ラジオ体操なんて久々です。
「何年振りだろう?」なんて考えながらでしたが、
意外と出来るもんですね・・・。
体が勝手に、ラジオの音楽に反応してました(笑)
でも、ラジオ体操“第2”の方は、さすがにイマイチ・・・。
前のおじいちゃんの見よう見まねでした(笑)
よ~し、
明日、明後日位でマスターしよう!!
ん、でも?
ラジオ体操って、土日は休みでしたっけ・・・?
昔、ラジオ体操のスタンプカード(出席簿みたいなの)って、
ありましたよね(笑)
投稿者:
2010.08.19更新
富士山、その後・・・。
富士山から戻った次の日の朝は、
両足のふくらはぎが、痛&気持ちいぃ~感じでした・・・。
久々の筋肉痛でしたが、
登山の余韻を感じる事が出来、嬉しくもありました。
ただ、次の日には、だんだんと痛みも薄れ・・・。
そこで、「何だか、もったいないなぁ・・・」と思い、
昨日の朝から、ランニングを始めました(笑)
朝、30分早く起きて走ってます。
今日で、たったの2日目ですが、特に目標はありません(笑)
さてさて、いつまで続くことでしょう・・・。
そうそう、近所の公園でラジオ体操をやってました!!
明日からは、ラジオ体操も参加しようと思ってます。
投稿者:
2010.08.16更新
富士山・・・。
おはようございます!!
今日から仕事初めの方も、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
連休中にリフレッシュなさった方も、
連休中にお疲れになった方(笑)も、
今日から新たに頑張って行きましょう!
ボクは、この14(土)、15(日)と連休を頂き、富士山に登ってきました。
今は、心地よい疲労感と心地よい達成感です・・・。
今回で、富士登山は2回目だったのですが、
前回も一緒に登った母親と弟は、
今回、途中で具合が悪くなり、ちょと大変そうでした。
一方、日頃の不摂生により、一番心配していた(されていた?)ボクは、
特に体調が悪くなくこともなく・・・。
タイミングもあるのでしょうが、不思議なもんですね。
でも、最終的には、みんなで支え合いながら、
何とか全員登頂に成功しました!!
ただ、厳しい登り道も、疲労困憊の下り道も、
ボクの頭には、仕事のことばかり・・・。
充実しているからなのか・・・?
心配事が多いからなのか・・・?
は、よく分かりませんが、
今後の方向性を探っていたボクにとっては、
いい時間を過ごすことが出来たような気がします。
機会があれば、
改めて富士登山についても書いてみたいと思います。
人間、ある程度の極限状態になると、
やっぱ、その人の人間性が出ますね・・・。
色々な意味で貴重な時間でした(笑)
パワースポットらしいのですが・・・!?
投稿者:
2010.08.12更新
有限会社エフエムシーって・・・。
本日の午前中のことです。
以前、お手伝いさせて頂いたご依頼者の方から電話がありました・・・。
その方は、昨年末、任意整理により、全社の和解が成立、
現在は、順調にご返済を続けられている方です。
「ご無沙汰しております。以前お世話になった○○です。
すみません、多分、武富士からだと思うんですが、変な手紙が来ました。
良く分からないのですが、振込口座が変わるとか書いてあります・・・。
気持ち悪いので、見てもらっていいでしょうか?」
早速、FAXを送って頂きました。
拝見すると、『債権譲渡のお知らせ』と書いてあります。
要は、武富士が、「有限会社エフエムシー」と言う会社に、
貸付債権を譲ったという内容。
だから、来月分からは、「有限会社エフエムシー」宛てに振り込んでくれと・・・。
ん?何だこれは・・・。
ボク自身、「有限会社エフエムシー」なんて初耳・・・。
早速、通知書にある書いてある唯一の電話番号(武富士の収納代行室)に
問合せをしてみました。
「ベネシアカードの武富士です!」と元気のいい挨拶
ボク
「すみません、ちょっとお聞きしたいのですが・・・。
私の依頼者さんが、債権譲渡の通知を受け取ったということなのですが、
『有限会社エフエムシー』さん?って何ですか?」
ベネシアカードさん
「はい。通知書にも記載されている通り、
この度、有限会社エフエムシーに債権の一部を譲渡しました。」
ボク
「となると、今月分からの振込先が変更になるのも間違いないんですか?」
ベネシアカードさん
「はい。間違いございません。」
その後、2、3の確認の質問をして電話を切りました。
通知書に書かれている金額(譲渡金額)を、
改めて、ご依頼者さんご本人に確認したところ、一致。
ご依頼者さんが気持ち悪い!と怪しまれたのは当然だと思いますが、
新手の振込み詐欺ではないようです。
ただ、これ、個人的には、色々と勘繰りたくなります。
判決を取られても、
「執行だけは、執行だけは、勘弁して下さい。」と繰り返す担当者。
今後の対応の変化が、“開き直り”ではないことを期待するしかありません。
譲渡人
東京都新宿区西新宿八丁目15番1号
株式会社武富士
代表取締役 清川 昭
譲受人
有限会社エフエムシー
東京都港区新橋一丁目18番16号
取締役 舛井 正俊
この通知書、直接、ご自宅へ届くので注意が必要です!!
投稿者:
2010.08.10更新
写真、変えました(笑)
ほんと、どうでもいいことなのですが、
自己紹介の写真を・・・。
前々から、知人、友人、そしてご依頼者さんからも、
「季節感がないから、HPの写真、変えた方がいいですよぉ~」
なんて、ご親切にご忠告頂いておりました・・・(笑)
ただ、ボクは、写真写りが良くないと言われることが多く、
写真自体、あまり得意ではありません。
だから、ずっと、そのままだったんです。
でも、さすがにこの暑い中、カーディガン姿?も見苦しいと思い、
恥ずかしながら、スタッフさんに撮ってもらいました。
別にどうでもいいことですが、何だか新鮮な気分になりました!
「ん?顔が暑苦しい!?」
それは、ご勘弁下さい・・・(笑)
投稿者:
2010.08.10更新
早く出会えていれば・・・。
つい先日のこと、「相続登記について教えてもらっていいですか?」
というお問い合わせの電話がありました・・・。
手続きの内容について、簡単にご説明したところ、
「今から、事務所に伺ってもいいですか?」とのこと。
ご相談者さんは、年配の女性のようでしたが、
かなりお急ぎのご様子。
「あっ、えっ、今からですか?
(日程表を見ながら)え~と、構いませんが、
ただですね、お手元に資料がないと具体的なご説明は、
出来ないかも知れませんよぉ・・・。」
とお伝えしました。
あくまで、ボクの経験上の話ですが・・・、
特にお急ぎの方って、ご相談の場で全部解決することが出来ないと、
ご不満に思われたり、ご立腹される方がいらっしゃいます・・・。
確かに、せっかく直接お話するのですから、
その辺の本にでも書いてあるような情報をお伝えしたところで、
ご満足はして頂けないでしょう。
そんな一般的な話をしても、
「それで・・・、結局、どうすれば?」なんてことになりかねません。
それでは、お互いに残念・・・。
ただ、一方で、適当なことを口にするわけにはいきませんから、
何の資料もないと、ボクとしても具体的な説明のしようがないのです・・・。
ですので、電話を切る前に、
再度、必要な書類等のご説明を差し上げました。
そのうえで、
「お手元に何か書類があれば、是非、お持ち下さい。」と。
そのところ、
「分かりました。それでは、あるもの全部持っていきますね。」とのこと・・・。
それからお待ちすること、約30分余り、
「ちょっと、迷っちゃいましたぁ~」と苦笑いをされながら、
先程のお電話の方がいらっしゃいました。
お越しになったのは、年配の女性とそのお子さんのおふたり。
まずは、ご挨拶、
そして、お話をお聞くと、その年配の女性、
「数年前に主人が亡くなったんです。
主人名義の家を、この娘の名義に変更しようと思ったのですが・・・」
ということでした。
「そうですかぁ・・・。もちろんご協力しますよ。
それでは、お持ち頂いた書類を拝見できますか?」
お持ち頂いた書類は、ほぼ完ぺきでした・・・。
戸籍謄本、不動産の登記簿謄本、評価証明書が一式揃ってました。
詳しく拝見したところ、昔の戸籍が一部足りませんでしたが、
お話をするには十分でした。
ボクは、驚きのあまり、
「えっ、これ、ご自身で全部お揃えになったんですか?」とお聞きしました。
「そうなんです・・・。
実は、誰に頼んだらいいのか分からなくて、
色々なところで聞きながら、色々なところへ行って揃えました。
区役所、法務局、都税事務所、色々と行きました・・・。」
「ただ、区役所に行けば、法務局に行けって言われるし、
法務局に行けば、『都税事務所に行って書類を取って来い』と言われるし、
そして書類を取って、また法務局に行ったら、
今度は、書類が足りないから、また区役所に行けって・・・。
私は、足が悪いもんで、大変でした・・・。」
あらら・・・
まさしく、たらい回し・・・。
ただ、これには、仕方がない点もあります。
書類を揃えるためには、その取得先が異なるからです。
戸籍謄本は、区役所
不動産の登記簿謄本は、法務局
固定資産の評価証明書は、都税事務所
合同庁舎とかで、全部一つの建物に入っていれば、良いのですが、
ボクの事務所がある東京の板橋区ではそうではありません・・・。
ですので、必要な書類を全部揃えようと思うと、
必然的にそれぞれの場所に出向く必要があるのです。
実際、ボクも、書類を揃えるために、グルグル回ってます(笑)
ただ、その方は、こうもおっしゃいました。
「最終的には、『司法書士さんに頼んだら?』って言われました。
ただ、司法書士さんって言われても、誰も知りません。
私はもうこの歳ですから、この先長くはありません。
ですから、急いで手続きを済ませて、
早く、安心したかったのです・・・。」
「昔は、違った!」なんて話も聞きますが、今は、どこの役所も親切です。
相談コーナーがあったりしますし、聞けば色々と教えてくれます。
色々な事務所さんだって、電話でもすれば、色々と教えてくれるはずです。
情報を集めるだけなら、それほどの労力は要らないかも知れません。
ただ、総合的・複合的な判断をしてくれるかは別です。
責任をとってくれるのかも別の話です。
そうなると、やはり・・・、
自分自身で、信頼できる専門家を探すしかないってことになってしまいます。
ただ、これこそが、とっても難しいことですよね。
『信頼出来る人を探す』って、
そんな簡単な話ではありませんものね・・・。
今回のご相談者さん、お聞きすると、結構ご近所の方でした。
そして、色々と調べてボクの事務所にご連絡頂いたそうです。
「早く出会えていれば・・・」のお言葉に対して、
ボク自身、最初からご協力出来ていれば、
悪い足でわざわざ歩き回る必要はなかったのに・・・。
手続きも早く進められたのに・・・。
と思いながら、何だかとても切ない気持ちになりました。
ボクは、今現在、ご依頼頂いているご依頼者さんのために、
頑張っているつもりです。
それは、当たり前のことです。
ボクには、その責任があります。
ただ、ふと、考えてしまいます。
ボクは、一体、何を考えながら、この仕事をやっているんだろう・・・。
そして、これから、どう考えながら、この仕事をしていくんだろう・・・。
ご依頼して頂くことで始まる、依頼者さんとの関係
ボクは、その依頼を受けることでしか、ご協力することは出来ません。
ご依頼して頂かない限り、何の役にも立てません。
他にも、専門家さんはたくさんいます。
司法書士さんもたくさんいらっしゃいます。
ボクが、余計なことを考える必要はないのかも知れません。
ただ・・・。
投稿者:
2010.08.06更新
ご紹介・・・。
毎日暑い日が続きますね・・・。
ボクは汗かっきなので、一度外出すると、着替えが大変です(笑)
さてさて、今回は、
仕事上の“ご紹介”について書いてみたいと思います・・・。
実は、前々から、
この内容でブログを書いてみたいと思っていたのですが、
先日、ある出来事があり、改めて、
“ご紹介をお受けする”ということに対して色々と考えさせられました。
というのも、先日、
ある方から、
ある事を通じて、
ある方をご紹介頂いたのです。
非常にまどろっこしい表現ですが、
関係者さんにご迷惑がかかってしまうと、
申し訳が立ちませんので、どうかお許しください。
そのご相談の内容は、債務整理のことでした。
今更かも知れませんが・・・、
債務整理は、誰がどう考えても、
とても、プライベートな問題であり、
とてもとても、デリケートな問題でもあります。
ただ単に、飲み友達を紹介するのとは、訳が違います。
そして、今回のご紹介者さんは、
そのことを、非常によくご理解なさっていて、色々と気を配って頂きました。
ご相談者さんに対しても、
そして、そのご相談をお受するボクに対してもです。
頂戴したお言葉の数々、
改めて、感謝の思いでお受けいたします。
ボクの事務所では、これまでも、
ボクの友人や知人からのご紹介
同業者さんからのご紹介
他士業さんからのご紹介
そして、過去、ボクの事務所で手続きを終えられた方からのご紹介 等
たくさんの方々から、ご紹介を頂き、
実際にお手伝いさせて頂いてきました。
その一方で、
こちらから、ご紹介させて頂くこともあります。
せっかく、ご相談頂いたものの、
ボクの専門分野ではなかったりすることもありますので、
その場合は、ボクの知り合いの専門家さんを、ご紹介させて頂きます。
そうなんです・・・。
“ご紹介”って、
したり、されたり、なんですよね。
ただ、ボクは、今回のように、ご紹介をして頂くにしても、
また、逆に、ご紹介をさせて頂くにしても、
そこには、『新たな責任が伴うことになる』と考えています。
ご紹介ではなく、直接、ご相談頂く場合、
ご相談者さんと、その相談を受ける側が当事者です。
ご相談を受ける側としては、それこそ直接的に、
ご相談者さんのことだけを考えることになります。
ただ、ご紹介の場合は、その当事者は3人になります。
ご紹介者(A)さん
ご相談者(B)さん
ご相談を受ける側(C)さん
ボクがご紹介を受け、ご相談を受けるCの立場だとしても、
ご相談者(B)さんと、ご相談を受ける側(C)との関係の前提として、
ご紹介者(A)さんと、ご相談者(B)さんとの関係があるということを、
考える必要があると思います。
当然ながら、ボクは、Cの立場として、
AさんとBさんの関係も大切しないといけません。
そうすることによって、
改めて、Aさんとボク(C)の信頼関係も強くなるのだと思います。
また、ボクがご紹介するAの立場だとすれば、
Bさんのために、いい加減なCを紹介するわけにはいきません。
ご紹介したCさんには、
Bさんに対してキチンとした対応をして頂かなければ、
ボク(A)と、Bさんの信頼関係は崩れてしまいます。
そして、ボク(A)とCの信頼関係は永遠に無くなります・・・。
ですので、ボク自身も、“ご紹介”したり、されたり、というのは、
簡単な話ではないと思っていて、いざとなると悩むことが多いです。
「紹介してもらって嬉しいです。
ありがとうございました!」
それだけで、済む話ではありません。
実は、今回のご紹介者さんも、非常に悩まれたそうです。
しかも、内容は、債務整理という非常にデリケートな問題。
「紹介して、よいものか・・・」と。
だからこそ、色々な気配りをして頂いたのだと思います。
ただ・・・、ボクが言うのも変かも知れませんが、
ひょっとすると、そのご紹介者さんは、
今でも、ご不安を感じてらっしゃるのでは?と思うのです。
「果たして、紹介して、良かったのだろうか・・・。」
でも、その答えは、ボクが出すしかありません。
あとは、ボクの問題です。
ボクを信頼して下さって、ご紹介を頂いたことに対する感謝の思い。
そして、ご紹介を受けたことで、発生した新たな責任。
それを果たすことでしか、
そのご紹介者さんのご不安は、安心には変わらないと思うのです。
すみません・・・、
当たり前な話を、ややこしくしていますかね・・・(笑)
ただ、ボク、やっぱり、
人と人との信頼関係って、とても大切だと思うんです。
ボクと誰か、という直接的な関係はもちろん大切です。
でも更に、ボクが関わっている間接的な関係も含めて、
大切にしていければいいなぁ~って思うんです。
得とか、損とかの問題でなく、
結局、いつかは、自分にはね返ってくるもんだと思うから・・・。
投稿者:
2010.07.27更新
悩み続けて・・・。
先日、お電話にて、ご相談頂いた方の最初のお言葉です。
「すみません。
無料相談の範囲でいいので、相談に乗って貰えませんか?
ただ、何から話したらいいのか・・・。」
ボク自身、債務整理のご相談では、
「何からお聞きすればいいのかな?」と悩むことがあります。
もちろん、手続きを行うために確認すべき事項は、
“業者名”、“現在のお借入金額”、“取引の期間”であり、
現在のお借入状況をお伺いすれば十分なのかも知れません。
現在のお借入状況をお伺い出来れば、
ご相談者さんそれぞれのお取引の内容によって、
少なからず個人差はあるものの、経験上、だいたいの想定はつきます。
ましてや、そのことをお聞きしない限り、何ら具体的なご提案は出来ません。
ただ・・・、
ご相談者さんの中には、
手続きのことを、まったくご存知でないという方もいらっしゃれば、
今まで、いくつかの事務所さんに、ご相談なさったうえで、
その事務所選びに悩まれている方もいらっしゃいます。
「破産だけは避けたいのですが・・・。」という方も、
「おたくの事務所、過払い金、満額、取り戻せます?」
という方もいらっしゃいます。
気になさっている点は、
ご相談者さん、それぞれで異なります。
だからこそ、ご相談を受ける側としても、
「何からお聞きすれば・・・。」と、なります。
通り一遍のご対応をする訳にはいきません。
冒頭の「何から話したらいいのか・・・。」というご相談者さん、
その後、ご来所頂き、「今まで、散々、散々、悩んできました・・・。」
と、今までのやり繰りの大変さと、それに伴うご不安のことを、
たくさん、たくさんお話し頂きました。
「ずっと、誰かに相談したかったんですが・・・。」
誰に相談すればいいのか、約3年間、悩み続けたそうです。
「3年もですか・・・。」
ボクは、とてもショックでした。
「最初は貯金があったので、
その貯金を切り崩しながら、やり繰りしてました。
ただ、3年前くらい前にその貯金が底をつき・・・、
それからは、雪だるま方式で・・・。」
現在のお借入状況をお聞きすると、
ちょうど、その3年前くらい前から、
業者の数が、1社、また、1社と増えていました。
「もっと、早く相談していれば・・・。こんなことには・・・。」
ご相談者さん自身がおっしゃったお言葉です。
ボクも、常々、
「早期の相談は、早期の解決につながります!
だから、出来ることなら、出来るだけお早めにご相談下さい!」
と申し上げています。
ただ、今更そんなことを、
目の前のご相談者さんに申し上げたところで、どうにもなりません。
そんなことを口にして、
ご相談者さん自身に、“後悔”して頂いても、何も生みません。
そんなことよりも、
やっとの思いでご相談頂いた、その“勇気”を、
これからの再出発に役立てて頂く方がよっぽど重要なことです。
「確かに、確かに、もう少し早くご相談頂ければ、
少しだけ、手続きがしやすかったかも知れません。」
「ただね、これからまた数年遅かったら・・・、と考えると、
今でも十分間に合いますよ。」
「大丈夫です。絶対に楽になります!!
ただ、そのためには、一緒に頑張って頂かないといけません。」
「ボクでよろしければ、出来る限りのご協力をさせて頂きます。
・・・あとは、ご自身のご決断です。」
「本当に相談して良かったです・・・。」
最後に、ご相談者さんがおっしゃったお言葉です。
焦る必要はありません。ただ・・・。
投稿者:
2010.07.18更新
相続登記・・・。
いまさらですが・・・
ボクは、司法書士です(笑)
弁護士さんや他の専門家さんもそうですが・・・。
司法書士も、事務所さんによって取扱う業務内容は異なります。
得手不得手もありますし、向き不向きもあります。
以前、
ボクがお世話になっていた事務所さんは、登記業務オンリーでしたし、
その後、お世話になった事務所さんは、債務整理オンリーでした。
ボク、このブログでは、債務整理に関する記事を多く書いていますが、
ボクの事務所では、ごく普通に?“登記”関係の業務も行っております。
マンションを買いました!
所有権移転登記
銀行から融資を受けました!
抵当権設定登記
会社を作りたい!
会社設立登記
会社の役員さんが増えました!
役員変更登記
等々・・・。
ボク、いつもいつもブログで書いているとおり、
債務整理って、とてつもなくデリケートな業務だと思っています。
不安で不安でたまらない方々から、必死の思いでご相談頂きますので、
ご相談を受ける立場としても、そのお気持ちを真剣に受け止め、
細心の注意を払いながら、対応させて頂く必要があると考えています。
時には、一緒に頭を抱え、一緒に涙することもあります。
そして、解決に向けて、一緒に頑張っていくのですから、
生半可な気持ちでは、債務整理業務はやっていけません。
と、ボクは思っています。
では、“登記”業務は?というと、
実は、細心の注意が必要になります(笑)
一口に“登記”と言っても、色々とありますが、
その中でも、よくご相談頂くのが、“相続登記”でしょうか。
お父さんや旦那さんが亡くなり、
そのお父さんや旦那さんが持っていた不動産の名義を、
相続人である子供さんや奥さんに変更するという手続きです。
もちろん、仕事としてご依頼頂くのですから、出来て当たり前です。
それで、報酬と称してお金を頂くのですから、
失敗出来ないのも当たり前です。
書類集めにしても、書類作成にしても、
そのために、細心の注意を払うことは当たり前です。
ただ、ボクが言いたいのは、やっぱり、気持ちの問題なんです。
債務整理が、とてつもなくデリケートな業務であれば、
相続登記も、やっぱり、とてもデリケートな業務なんだと思います。
どっちがどっちと言う訳ではなく・・・。
先日も、相続登記の件でご相談頂きました。
生前のお父様は、とても几帳面な方だったそうで、
色々な出来事を通して、お父様への思いを切々とお話し頂きました。
そして、「もう終わったことですが・・・」とおっしゃりながらも、
長きに渡る介護の厳しさ、ご自身の生活との兼ね合い、葛藤、
その他のご家族との関係性等々、色々なご苦労もお話し頂きました。
正直、ボクには、そのご苦労は計り知れません。
分かったようなことを軽々しく口にすることも出来ません。
でも、とても、とても、貴重な時間でした。
そして、少しでも安心して手続きをして頂きたいなぁと思いました。
債務整理も相続登記も、ボクら司法書士には、
出来て当たり前の手続きかも知れません。
ただ、そこには、様々なご相談者さんの様々な思いが、
たくさん詰まっているんだと思います。
初めての手続き、ただでさえ不安な手続き、
せめて、少しでも、安心しながら進めることが出来れば・・・。
誰がやっても、結果は同じだとしても・・・。
投稿者:
2010.07.13更新
後悔・・・。
さんから、素敵なコメントを頂きました・・・。
こんにちは(^-^)/
記事を拝見していて、切なさいっぱいになりました。
その時にしかできないことってありますね。
今はもう同じようにできないことって。
でも、ということは今この瞬間にしかできないことがあるわけで、今を大切にしなければいけないと感じました。
人生って鍵のようだと思いませんか?
鍵のデコボコを少しずつ形作っているかのような・・・そして、その瞬間瞬間にしか開かないドアがあるように思います。
素敵なお話ありがとうございました。
この場を借りて、お礼を申し上げるとともに、
頂いたコメントを読みながら、思い出さずにはいられない、
ボク自身の“後悔”について書いてみたいと思います。
なので、すみませんが、
今回も、完全に個人的な内容です。
昨日、書いたとおり、
ボクは、「つかこうへい」に憧れ続け、
「つかさん」、「つかさん」と言い続けながら、
結果的には、10年近く芝居をしました。
何度も受け続け、何度も落ち続けたオーディションですが、
一度だけ、大分県で受けたことがあります。
「つかさん」が大分で“つかこうへい劇団”を立ち上げる、
そのためのオーディションでした。
当時から、北区(東京)には、“つかこうへい劇団”がありましたので、
その大分バージョンということです。
芸術と行政のコラボ・・・。
文化振興の一環・・・。
色々な肩書はありましたが、
ボクにとっては、そんなのどうでもいい話でした(笑)
何でもいいんです。
どこでもいいんです。
とにかく、「つかさん」の芝居に出られるんなら・・・。
当時、ボクは、東京に住んでいましたので、
その情報を基に、夜行バスでそのオーディションを受けに行くことにしました。
正確には、夜行バスで行けたのは、博多ぐらいだったと思います。
それから、電車を乗り継いで・・・。
ただ、タイミング悪く、
実は、その時、日本列島には台風が来ていました。
当日の夜行バスのアナウンスでも
「台風の影響で、到着の予定時刻は大幅に遅れます。」とのことでした。
「ヤバイ、間に合わないかも知れない・・・。」
「金さえあれば、明日の朝一番で新幹線で行けるのになぁ~」
なんて考えもしましたが、無いものは、どこを探しても、無いのです。
走行中も、何度も、運転手さんに確認しました。
「今、どのくらい遅れてます?」
「どうしても、電車の乗り継ぎ時間には、間に合いたいんです。」って。
さぞかしウザかったことでしょう・・・。
でも、聞かずにはいられませんでした。
結果、バスの到着時刻は遅れたものの、
幸運なことに、オーディションの開催時刻には間に合いました。
無事、オーディションは受けられました。
そして、
無事、オーディションは終わりました。
が、結果は・・・、ダメでした。
当日、会場に来ていたらしい、
「つかさん」に会うことすら出来ないまま・・・。
ボクは、途方に暮れながら、
オーディション会場の出口で、関係者が出てくるのを待ちました。
「なんで、ボクでは、ダメなんですか!?」
「ボクの何が足りないのですか!?」
それを、直接確かめたかったのです。
待ち続けて、1、2時間経った頃でしょうか。
会場から、あの「つかこうへい」が出て来ました。
そう、あの、あの、「つかこうへい」本人が出て来たのです。
ボクは、動揺しながら、必死で考えました。
何を、どう、聞けばいいのか?
そして、何を伝えたいのか?
心臓をバクバクさせながら、必死で考えました。
ただ、一方で・・・、
オーディションを受けたのであれば、
オーディションの結果を受け入れるしかない。
そこで、既に判断は下されている。
例え、合否に明確な基準が無くとも、
オーディションとは、そもそも、そういうもの。
不合格ということは、ある意味、全てが足りなかったんだ。
なのに、今更、何を聞くことがあるのか・・・。
そんな未練がましい男は最低だ!!
そう・・・、
結局、ボクは、何も出来なかったんです・・・。
ただ、ただ、ボクの前を歩いて通り過ぎて行く、あの「つかこうへい」を、
外した目線で、追いかけることしか出来ませんでした。
何ひとつ、聞けませんでした・・・。
何ひとつ、伝えることは出来ませんでした・・・。
「つかこうへい」が通り過ぎた後も、
「走って行けば、間に合う!」
「まだ、そう遠くないはず、今なら間に合うかも知れない・・・」
それこそ未練がましく、考え続けましたが、
結局、ボクの体は動きませんでした。
その後、その場から、どうやって帰ったのかは憶えてません。
思い返しても、思い出せません。
「あの時、あぁすれば、よかった・・・。」
あの時、あの瞬間から、同じことを、何度も、何度も、考えました。
その度に、ボクは、情けない思いでいっぱいになりました。
「なんで、土下座してでも、お願いしなかったのか・・・。」
「なんで、胸倉を掴んででも、お願いしなかったのか・・・。」
今でも考え、今でも情けなくなります。
あの瞬間、何かの行動をとったことろで、
例え、土下座なんかしたって、
その後のボクの芝居人生は、何も変わらなかったのかも知れません。
ただ、「何かをしていれば」
「何かを聞いていれば」、「何かを伝えていれば」
何ひとつ、行動を起こすことが出来なかった自分を、
これだけ情けなく感じることは、なかったのかも・・・
と思えてなりません。
ボクの憧れ続けた、あの「つかこうへい」は死にました。
でも、ボクの後悔は、これからも、決して消えることはないのだと思います。
mi-yoshiさんがおっしゃるように、
人生が鍵のようだとすれば、
明日への扉を開いていくための努力と勇気、
つまりは、その瞬間、瞬間を大切にしながら、
ベストを尽くしていくしかないのだと思います。
「あの時、あぁしておけば・・・。」
大きな、大きな、悔いを残さないためにも・・・。
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