2010.07.27更新
悩み続けて・・・。
先日、お電話にて、ご相談頂いた方の最初のお言葉です。
「すみません。
無料相談の範囲でいいので、相談に乗って貰えませんか?
ただ、何から話したらいいのか・・・。」
ボク自身、債務整理のご相談では、
「何からお聞きすればいいのかな?」と悩むことがあります。
もちろん、手続きを行うために確認すべき事項は、
“業者名”、“現在のお借入金額”、“取引の期間”であり、
現在のお借入状況をお伺いすれば十分なのかも知れません。
現在のお借入状況をお伺い出来れば、
ご相談者さんそれぞれのお取引の内容によって、
少なからず個人差はあるものの、経験上、だいたいの想定はつきます。
ましてや、そのことをお聞きしない限り、何ら具体的なご提案は出来ません。
ただ・・・、
ご相談者さんの中には、
手続きのことを、まったくご存知でないという方もいらっしゃれば、
今まで、いくつかの事務所さんに、ご相談なさったうえで、
その事務所選びに悩まれている方もいらっしゃいます。
「破産だけは避けたいのですが・・・。」という方も、
「おたくの事務所、過払い金、満額、取り戻せます?」
という方もいらっしゃいます。
気になさっている点は、
ご相談者さん、それぞれで異なります。
だからこそ、ご相談を受ける側としても、
「何からお聞きすれば・・・。」と、なります。
通り一遍のご対応をする訳にはいきません。
冒頭の「何から話したらいいのか・・・。」というご相談者さん、
その後、ご来所頂き、「今まで、散々、散々、悩んできました・・・。」
と、今までのやり繰りの大変さと、それに伴うご不安のことを、
たくさん、たくさんお話し頂きました。
「ずっと、誰かに相談したかったんですが・・・。」
誰に相談すればいいのか、約3年間、悩み続けたそうです。
「3年もですか・・・。」
ボクは、とてもショックでした。
「最初は貯金があったので、
その貯金を切り崩しながら、やり繰りしてました。
ただ、3年前くらい前にその貯金が底をつき・・・、
それからは、雪だるま方式で・・・。」
現在のお借入状況をお聞きすると、
ちょうど、その3年前くらい前から、
業者の数が、1社、また、1社と増えていました。
「もっと、早く相談していれば・・・。こんなことには・・・。」
ご相談者さん自身がおっしゃったお言葉です。
ボクも、常々、
「早期の相談は、早期の解決につながります!
だから、出来ることなら、出来るだけお早めにご相談下さい!」
と申し上げています。
ただ、今更そんなことを、
目の前のご相談者さんに申し上げたところで、どうにもなりません。
そんなことを口にして、
ご相談者さん自身に、“後悔”して頂いても、何も生みません。
そんなことよりも、
やっとの思いでご相談頂いた、その“勇気”を、
これからの再出発に役立てて頂く方がよっぽど重要なことです。
「確かに、確かに、もう少し早くご相談頂ければ、
少しだけ、手続きがしやすかったかも知れません。」
「ただね、これからまた数年遅かったら・・・、と考えると、
今でも十分間に合いますよ。」
「大丈夫です。絶対に楽になります!!
ただ、そのためには、一緒に頑張って頂かないといけません。」
「ボクでよろしければ、出来る限りのご協力をさせて頂きます。
・・・あとは、ご自身のご決断です。」
「本当に相談して良かったです・・・。」
最後に、ご相談者さんがおっしゃったお言葉です。
焦る必要はありません。ただ・・・。
投稿者:
2010.07.18更新
相続登記・・・。
いまさらですが・・・
ボクは、司法書士です(笑)
弁護士さんや他の専門家さんもそうですが・・・。
司法書士も、事務所さんによって取扱う業務内容は異なります。
得手不得手もありますし、向き不向きもあります。
以前、
ボクがお世話になっていた事務所さんは、登記業務オンリーでしたし、
その後、お世話になった事務所さんは、債務整理オンリーでした。
ボク、このブログでは、債務整理に関する記事を多く書いていますが、
ボクの事務所では、ごく普通に?“登記”関係の業務も行っております。
マンションを買いました!
所有権移転登記
銀行から融資を受けました!
抵当権設定登記
会社を作りたい!
会社設立登記
会社の役員さんが増えました!
役員変更登記
等々・・・。
ボク、いつもいつもブログで書いているとおり、
債務整理って、とてつもなくデリケートな業務だと思っています。
不安で不安でたまらない方々から、必死の思いでご相談頂きますので、
ご相談を受ける立場としても、そのお気持ちを真剣に受け止め、
細心の注意を払いながら、対応させて頂く必要があると考えています。
時には、一緒に頭を抱え、一緒に涙することもあります。
そして、解決に向けて、一緒に頑張っていくのですから、
生半可な気持ちでは、債務整理業務はやっていけません。
と、ボクは思っています。
では、“登記”業務は?というと、
実は、細心の注意が必要になります(笑)
一口に“登記”と言っても、色々とありますが、
その中でも、よくご相談頂くのが、“相続登記”でしょうか。
お父さんや旦那さんが亡くなり、
そのお父さんや旦那さんが持っていた不動産の名義を、
相続人である子供さんや奥さんに変更するという手続きです。
もちろん、仕事としてご依頼頂くのですから、出来て当たり前です。
それで、報酬と称してお金を頂くのですから、
失敗出来ないのも当たり前です。
書類集めにしても、書類作成にしても、
そのために、細心の注意を払うことは当たり前です。
ただ、ボクが言いたいのは、やっぱり、気持ちの問題なんです。
債務整理が、とてつもなくデリケートな業務であれば、
相続登記も、やっぱり、とてもデリケートな業務なんだと思います。
どっちがどっちと言う訳ではなく・・・。
先日も、相続登記の件でご相談頂きました。
生前のお父様は、とても几帳面な方だったそうで、
色々な出来事を通して、お父様への思いを切々とお話し頂きました。
そして、「もう終わったことですが・・・」とおっしゃりながらも、
長きに渡る介護の厳しさ、ご自身の生活との兼ね合い、葛藤、
その他のご家族との関係性等々、色々なご苦労もお話し頂きました。
正直、ボクには、そのご苦労は計り知れません。
分かったようなことを軽々しく口にすることも出来ません。
でも、とても、とても、貴重な時間でした。
そして、少しでも安心して手続きをして頂きたいなぁと思いました。
債務整理も相続登記も、ボクら司法書士には、
出来て当たり前の手続きかも知れません。
ただ、そこには、様々なご相談者さんの様々な思いが、
たくさん詰まっているんだと思います。
初めての手続き、ただでさえ不安な手続き、
せめて、少しでも、安心しながら進めることが出来れば・・・。
誰がやっても、結果は同じだとしても・・・。
投稿者:
2010.07.13更新
後悔・・・。
さんから、素敵なコメントを頂きました・・・。
こんにちは(^-^)/
記事を拝見していて、切なさいっぱいになりました。
その時にしかできないことってありますね。
今はもう同じようにできないことって。
でも、ということは今この瞬間にしかできないことがあるわけで、今を大切にしなければいけないと感じました。
人生って鍵のようだと思いませんか?
鍵のデコボコを少しずつ形作っているかのような・・・そして、その瞬間瞬間にしか開かないドアがあるように思います。
素敵なお話ありがとうございました。
この場を借りて、お礼を申し上げるとともに、
頂いたコメントを読みながら、思い出さずにはいられない、
ボク自身の“後悔”について書いてみたいと思います。
なので、すみませんが、
今回も、完全に個人的な内容です。
昨日、書いたとおり、
ボクは、「つかこうへい」に憧れ続け、
「つかさん」、「つかさん」と言い続けながら、
結果的には、10年近く芝居をしました。
何度も受け続け、何度も落ち続けたオーディションですが、
一度だけ、大分県で受けたことがあります。
「つかさん」が大分で“つかこうへい劇団”を立ち上げる、
そのためのオーディションでした。
当時から、北区(東京)には、“つかこうへい劇団”がありましたので、
その大分バージョンということです。
芸術と行政のコラボ・・・。
文化振興の一環・・・。
色々な肩書はありましたが、
ボクにとっては、そんなのどうでもいい話でした(笑)
何でもいいんです。
どこでもいいんです。
とにかく、「つかさん」の芝居に出られるんなら・・・。
当時、ボクは、東京に住んでいましたので、
その情報を基に、夜行バスでそのオーディションを受けに行くことにしました。
正確には、夜行バスで行けたのは、博多ぐらいだったと思います。
それから、電車を乗り継いで・・・。
ただ、タイミング悪く、
実は、その時、日本列島には台風が来ていました。
当日の夜行バスのアナウンスでも
「台風の影響で、到着の予定時刻は大幅に遅れます。」とのことでした。
「ヤバイ、間に合わないかも知れない・・・。」
「金さえあれば、明日の朝一番で新幹線で行けるのになぁ~」
なんて考えもしましたが、無いものは、どこを探しても、無いのです。
走行中も、何度も、運転手さんに確認しました。
「今、どのくらい遅れてます?」
「どうしても、電車の乗り継ぎ時間には、間に合いたいんです。」って。
さぞかしウザかったことでしょう・・・。
でも、聞かずにはいられませんでした。
結果、バスの到着時刻は遅れたものの、
幸運なことに、オーディションの開催時刻には間に合いました。
無事、オーディションは受けられました。
そして、
無事、オーディションは終わりました。
が、結果は・・・、ダメでした。
当日、会場に来ていたらしい、
「つかさん」に会うことすら出来ないまま・・・。
ボクは、途方に暮れながら、
オーディション会場の出口で、関係者が出てくるのを待ちました。
「なんで、ボクでは、ダメなんですか!?」
「ボクの何が足りないのですか!?」
それを、直接確かめたかったのです。
待ち続けて、1、2時間経った頃でしょうか。
会場から、あの「つかこうへい」が出て来ました。
そう、あの、あの、「つかこうへい」本人が出て来たのです。
ボクは、動揺しながら、必死で考えました。
何を、どう、聞けばいいのか?
そして、何を伝えたいのか?
心臓をバクバクさせながら、必死で考えました。
ただ、一方で・・・、
オーディションを受けたのであれば、
オーディションの結果を受け入れるしかない。
そこで、既に判断は下されている。
例え、合否に明確な基準が無くとも、
オーディションとは、そもそも、そういうもの。
不合格ということは、ある意味、全てが足りなかったんだ。
なのに、今更、何を聞くことがあるのか・・・。
そんな未練がましい男は最低だ!!
そう・・・、
結局、ボクは、何も出来なかったんです・・・。
ただ、ただ、ボクの前を歩いて通り過ぎて行く、あの「つかこうへい」を、
外した目線で、追いかけることしか出来ませんでした。
何ひとつ、聞けませんでした・・・。
何ひとつ、伝えることは出来ませんでした・・・。
「つかこうへい」が通り過ぎた後も、
「走って行けば、間に合う!」
「まだ、そう遠くないはず、今なら間に合うかも知れない・・・」
それこそ未練がましく、考え続けましたが、
結局、ボクの体は動きませんでした。
その後、その場から、どうやって帰ったのかは憶えてません。
思い返しても、思い出せません。
「あの時、あぁすれば、よかった・・・。」
あの時、あの瞬間から、同じことを、何度も、何度も、考えました。
その度に、ボクは、情けない思いでいっぱいになりました。
「なんで、土下座してでも、お願いしなかったのか・・・。」
「なんで、胸倉を掴んででも、お願いしなかったのか・・・。」
今でも考え、今でも情けなくなります。
あの瞬間、何かの行動をとったことろで、
例え、土下座なんかしたって、
その後のボクの芝居人生は、何も変わらなかったのかも知れません。
ただ、「何かをしていれば」
「何かを聞いていれば」、「何かを伝えていれば」
何ひとつ、行動を起こすことが出来なかった自分を、
これだけ情けなく感じることは、なかったのかも・・・
と思えてなりません。
ボクの憧れ続けた、あの「つかこうへい」は死にました。
でも、ボクの後悔は、これからも、決して消えることはないのだと思います。
mi-yoshiさんがおっしゃるように、
人生が鍵のようだとすれば、
明日への扉を開いていくための努力と勇気、
つまりは、その瞬間、瞬間を大切にしながら、
ベストを尽くしていくしかないのだと思います。
「あの時、あぁしておけば・・・。」
大きな、大きな、悔いを残さないためにも・・・。
投稿者:
2010.07.12更新
終止符・・・。
すみません。
今回は、完全に個人的な内容です・・・。
ボクは、朝起きると、とりあえずテレビをつけるのですが・・・。
昨日は、参議院の選挙もありましたし、
ワールドカップの決勝もありました。
相撲界や歌舞伎界(海老蔵さん)でも、
色々なニュースがあったようです。
ただ・・・・、
その中でも、特に衝撃的だったのが、
「つかこうへい死去」のニュースでした。
御年62歳。
みなさん、ご存知でしょうか?
「つかこうへい」さん。
そうそう、蒲田行進曲の原作家です。
以前、ブログでも触れましたが、
ボクは、大学在学中のときに学生演劇を始めました。
ただ、それ自体に、特に理由はありませんでした。
退屈な学生生活に嫌気がさして、
深くも考えず、演劇部のドアを叩きました。
「すいません、役者になりたいんですけどぉ・・・。」
当時の演劇部の部長さんは、ビックリしてました。
なんせ田舎の大学です。
そんな奴は、珍しかったんだと思います。
それまで、芝居や舞台なんて観たことはありませんでした。
正直、映画やドラマにも、そんなに興味はありませんでした。
今考えると、「突然、よくあんなアホなとこが言えたなぁ~」って思います。
と同時に、「相当、せっぱ詰まってたんだなぁ~」って思います(笑)
ただ、何でも良かったんです。
刺激が欲しかっただけなんです。
うっぷんを晴らしたかっただけなんです。
そんなことですから、始めてからも、大した目標もありませんでした。
「発声練習なんてクダラナイなぁ~」なんて思ったこともありました。
全てにおいて、完全にナメてました。
先輩から怒られることもありました。
ところがある時、当時のサークルOBから、
「つかこうへい」の存在を知りました。
当時、ボクが、「つかこうへい」に関して知っていることは、
映画の『蒲田行進曲』くらいでしたので、
その映画も、元々は有名な舞台作品だったことは知りませんでした。
「つかこうへい」
その存在で、ボクの人生は大きく変わりました。
「つかさん」の芝居には、ボクの望むもの、全てがありました・・・。
他人にとっては、“どうでもいい”ことだとしても、
自分にとって“大切なこと”であるならば、
“何事にも代え難い事”であるならば、
例え、世界を敵に回しても闘うことの必要性、
</stron g>
そして、その素晴らしさ・・・。
在学中は、幾つかの「つかこうへい作品」を演らせてもらいました。
その後、ボクは、芝居をするために上京したのですが、
その目的は、「つかさん」の劇団に入るため!でした。
いつか、いつか、「つかさん」の芝居に出てみたい!!
「つかさん」を知ってから、
ボクは、いつも、そのことを考えていました。
そのために頑張っていました。
「つかさん」の本は、ありったけ読みました。
「つかさん」の舞台は、可能な限り観に行きました。
「つかさん」の劇団の振付師のダンスレッスンにも通いました。
そして、もちろん、
「つかさん」の劇団のオーディションも何度も受けました。
が、何度も泣きました。
どうしても、入れてもらうことが出来ず、
ボクは、他の劇団で芝居をしていましたが、
それでも、いつも、いつも、「つかこうへい」でした。
他の劇団員からも、よく言われてました。
「お前、ほんと、「つかさん」好きだよねぇ~」って。
でも・・・、
どんなに強く思っても、どんなに頑張っても、
どうしても、どうしても、叶えられませんでした。
この仕事を始めてからも、
古くからの知人から、たまに言われます。
「もう、芝居はやんないの?」
「あれだけ入れ込んでたのに、もったいないじゃん」って。
ただ、ボク自身は、
仕事しながら、芝居をすることが想像出来ません。
仕事の合間に時間を見つけて、芝居の稽古をする・・・。
考えられません。
大袈裟な言い方かも知れませんが、
ボクにとって、芝居は、“聖域”なんです。
中途半端な状況でやるものではないんです。
全てを賭けないとダメなんです。
そんなの、本気で頑張っている人に失礼なんです。
もちろん、今のボクのご依頼者にとっても、失礼です。
でも、だからこそ、だからこそ、今のボクは、
今の仕事に全てを賭けることが出来るんだと思っています。
でも、心の底にはありましたよ。
今後、ボクが、この仕事を辞めたら、
また芝居のために、自分の全てを賭けられる時が来るかも知れないって・・・。
また、「つかさん」、「つかさん」って、
ガムシャラになれる日が来るかも知れないって・・・。
だって、
今でも、夢に出て来ますもん・・・。
今でも、セリフ、憶えてますもん・・・。
ただ、今朝のニュースを見て、
それさえも・・・。
どう転んでも、どうひっくり返っても、
叶わなくなってしまいました。
やり尽くした思い
未練がましい思い
ただただ、
とても大きなものが終わったような気がしてなりません・・・。
投稿者:
2010.07.04更新
いじめ・・・。
お久しぶりです(笑)
怒涛の6月末を終え、
久々に、落ち着きながらブログの更新を・・・と思っていたのですが、
そう思うようには、問屋さんが・・・(笑)
さてさて、
ちょっと、今回は違和感のあるタイトルですが・・・。
実はボク、今後、ブログの記事にしてみたいなぁ~
と思う内容を書き出しているのですが、
それが溜まりに溜まっておりまして・・・(笑)。
しかも、最近のボクのブログ、
なんだか説教くさいですよね・・・。
申し訳ありません。
・・・と言いながらも、
今回も、そのうち書きたいと思っていた、
少々説教くさい内容について書いてみたいと思います。
だから、お先にゴメンなさい・・・。
突然ですが・・・、
ボク、思うんですよ。
『どうせなら、出来る限り、心地よく生きて行きたいなぁ』って・・・。
そんなの当たり前ですぅ?
生きていれば、少なからず?
いやいや、たくさんのイヤなことが起こりますよね。
色々と悩んだりしますよね。
ボク、以前にも書いたことがありますが、
個人的には、とてもクヨクヨするし、色んな事に後悔するタイプです。
そして、それは、今後も繰り返して行くんだと思います。
でも、どんなにクヨクヨしても、どんなに思い悩んでも、
やっぱり、明日がやって来ます。
新しい一日が始まってしまいます。
それが、現実・・・。
だから、少しでも、気を楽に過ごせるよう、
いつも、『気は、持ちよう!』と心掛けています。
良いようにも、悪いようにも、解釈できることは、
努めて、良いように解釈するようにしています。
忘れて済むことであれば、
努めて、忘れるようにしています。
そうしながら、自分を誤魔化しています。
つまらない人生かも知れませんが、
これが、ボクなりの“前向きな生き方”です。
ボクは、これはこれで、気に入ってます(笑)。
ただ・・・。
これは、あくまで“気持ち”の問題です。
どんなに誤魔化しても、どんなに忘れようとしても、
やっぱり、明日は、やってきます・・・。
愚痴って、解決するのであれば、
ボクは、たくさん、たくさん愚痴ると思います。
泣いて、少しでも解決するのであれば、
一生懸命、たくさん泣くと思います。
でも、どんなに愚痴って、どんなに泣きまくっても、
グッスリ眠って、目が覚めたら、
『あらっ、不思議!目の前の問題が解決してた!』
なんて、夢のような話は、残念ながらありません。
“正夢”ならばいいのですが、
それは、“まさに夢”・・・。
だから、現実的な解決を図らない限りは、
寝ても覚めても、結局、何も変わんない・・・です。
そう、“現実的な解決”
良いとか、悪いとか、
正しいとか、間違ってるとか、
誰のせいとか、誰の責任とか、
常識的に考えてどうだとか、
腑に落ちるとか、落ちないとか・・・、
そんなの関係なくって、
とにかく、目の前の問題を、どう解決すればいいのか?
どうすれば、今の苦しみから解放されるのか?
どうすれば、今の自分が楽になるのか?
で、ボクは、そのことを、
『いじめられっ子理論』と名付けています。
この前は、『まずいトマト理論』でしたから、
まぁまぁ、大した理論ではありません(笑)
ひとことで言うと、
『現実問題は、現実的に解決する以外、答えが無い』ってことです。
いじめ・・・って、
学校、職場、ご近所、等々、
色んなところで、問題になりますよね。
経験された方も少なくないと思います。
では?
“いじめ”には、「いじめっ子」と「いじめられっ子」がいますが、
これって、どっちが悪いでしょうか?
たまぁ~に、「いじめられる方にも、それなりの理由がある!」
なんて、最もらしい、偏ったことを言う方もいらっしゃいますが、
それは、それとして、まぁいいでしょう。
立場次第で、人の考えは異なりますから・・・。
「いじめっ子」にも言い分はあるでしょう。
ただ、いかなる理由があろうとも、
“いじめ”を正当化出来るだけの理由づけは出来ないと思います。
いかなる理由づけをしたところで、
「いじめられっ子」の方が悪い!そんなことまで言えないでしょう。
ボクは、いじめた経験も、いじめられた経験も、共にありますが、
その経験を通して、間違いなく「いじめっ子」が悪いと思っています。
でも、
そんなこと、当たり前ですよね。
深く考えるまでもなく、それこそ常識的に考えれば、当然なことですよね!!
でも問題は、そんなことじゃないんです。
「いじめっ子」 VS 「いじめられっ子」 = 悪いのは、「いじめっ子」!
それが分かったところで、
その答えが出たところで、
「何の解決にもなってない!」ってことが問題なんです。
結局、誰が悪いのか!なんて、
大したことではないんです。
誰の責任か!なんてのも、
二の次の話なのです。
学校の責任だろうが、担任の責任だろうが、親の責任だろうが、
そんなこと、“今を苦しんでいる人間”には、何の役にも立ちません。
そんなリアリティーのない空論よりも、
「どうやったら、明日からいじめられなくて済むのか!」
そのことの方が、よっぽど、よっぽど、重要なことだと思うんです。
ボクシングの内藤選手が、“いじめ”に遭ったことを理由に、
ボクシングを始めたというのは、有名な話だと思いますが、
明日、相手に負けないためには、
明日までに、自分が、どうすればいいのか作戦を練らなければなりません。
そして、少しずつ、少しずつでも、
その作戦を実行していかないといけません。
「ボクは、間違ってない・・・」
「だから、担任が気付いて、助けてくれるはず、救ってくれるはず・・・」
そんなのまぐれのまぐれです。
黙って、じっとしていても、現状は何一つ変わりません。
そんな“運”なんかに、自分の人生を任せることは出来ません。
どんなに、どんなに、神様にお願いをしても、
“神様”は、気持ちを豊かにしてくれますが、
現実までは変えてはくれません。
残念ながら、世の中、そんなに甘くはありません。
だったら、この世に、“いじめ”なんかあるわけありません。
どれだけ多くの人が、苦しんでいるんですか!
どれだけ多くの人が、必死で神様にお願いをしているんですか!
でも、全然、変わってないじゃないですか!!
いじめを苦に、自らの命を絶った人達・・・、
神様は、どうして、どんな理由で、
その人達のお願いをほっておいたんですか!
神頼みの質が悪かった?
神頼みの量が足りなかった?
人間の気持ちを何だと思ってるんですか!
そんなバカな神様、頼むだけ時間の無駄です。
・・・だから、何でもいいんです。
“現実的な解決”を図るための、
“現実的な行動”を自分自身で考えなくてはなりません。
解決するための、
あらゆる手段、あらやる方法を、考えなければなりません。
非常識な人間を相手にするならば、
常識的に考えるだけでは足りないかも知れません。
カッコ悪くても、情けなくても、いいじゃありませんか。
今の苦しみと比べてみて下さい。
どちらが重要ですか?
チクる・・・。
カッコ悪いかも知れませんが、
カッコなんてつけてる場合じゃありません。
そんなの今の苦痛とは比べものになりません。
現実逃避・・・。
全然、情けないことではありません。
「いじめを原因に引っ越ししても、ただ逃げてるだけ・・・」
なんて、言われるかも知れませんが、
ボクは、それでいいと思います。
だって、引っ越せば、
少なくとも、明日からいじめられなくて済むじゃありませんか。
それがどれだけ素晴らしいことか!!
逃げることも解決する方法のひとつです。
逃げてもいいんです。
その先には、新しい世界が待ってます。
絶好のやり直しのチャンスです。
ただ・・・、
死んだらチャンスは、絶対にありませんからね・・・。
絶対に絶対に、それだけは、間違ってはダメです。
そして、もうひとつ・・・、
残念ながら、ずっと逃げ続けるわけにはいきません・・・。
そのうち、いつかは、自分と向かい合わなければなりません。
もし、もし、
行く先、行く先で、
“いじめ”に遭うことがあるとすれば、
心外かも知れませんが、理不尽かも知れませんが、
「いじめられる方にも、それなりの理由がある!」
その言葉の意味を真剣に考えなければなりません。
それは、いじめっ子との勝負ではなく、
自分自身との勝負です。
悔しいかも知れませんが、
それも、やっぱり現実です。
現実問題は、現実的に解決する以外、
答えは無いと思いますから・・・。
でも、自分は分かってくれますよ!!
誰にも邪魔をされませんから、
ゆっくり、ゆっくり、時間を掛ながら、
自分自身と話してみればいいんです。
過去の失敗、今の苦悩、全ては、これからの人生をより良く過ごすための
考える材料になるはずです。
そして、その材料にしか過ぎません。
過去よりも、今よりも、
これからの人生の方が、よっぽど、大切ですから。
・・・ボクは、真剣にそう考えてます。
ボク自身、そう考えながら、少しずつ、少しずつ、
時間を掛けて、自分自身を作り上げてきたように思います。
そして、これからも、悩み、後悔を繰り返して、
修正しながら、これからを過ごして行くんだと思います。
気持ちの問題は、自分の気の持ち方次第でいくらでも変えられます。
一方、現実的な問題は、現実的な解決を図っていかなければなりません。
ただ、矛盾するかも知れませんが、
それ自体は、決して切り離せるものではありません。
『出来る限り、心地よく生きて行くため・・・』
まずは、気持ちを、前向きに整えて、
あとは、考えながら、行動する。
どちらかだけではなく、どちらも必要なこと
だと、ボクは思うんです・・・。
投稿者:
2010.07.01更新
任意整理とは・・・?
現在のお借入残高を再計算し、本当に返済しないといけない残高をハッキリさせます。
再計算の結果、本当に返済しないといけない残高があれば、
それを、3年から5年をかけて返済していく計画を立てます。
もし、その再計算の結果、返済する残高がない場合は、
過払い金の請求、または、債権債務不存在の確認を行います。
投稿者:
2010.07.01更新
任意整理のメリットは何ですか?
現在のお借入残高を再計算し、本当に返済しないといけない額をハッキリさせます。
そして金額を3年から5年をかけて返済していく手続きです。
?取り立てがストップします
債権者からの請求 (電話や通知)が来なくなります。
また、手続きが完了するまでは、債権者への返済をする必要はありません。
?本当に返済しないといけない額が分かります
現在 のお借入残高を再計算(引き直し計算)を行うことにより、払い過ぎた利息分を現在の借入残高に充てることができます。
その結果、本当に返済する必要がある 借入金額をハッキリさせることができます。
?今 後の返済が楽になります
本当に返済しないといけない額をハッキリさせたうえで、その後の返済計画を立てていきます。
月々の返済額を軽減するこ とができ、場合によっては、利息をつけない返済(将来利息のカット)が可能となります。
?過払い金が戻ってくる可能性があります
現在のお 借入残高を再計算すると、払い過ぎの利息分(過払い金)が発生する場合があります。
今までの借入れが無くなったうえに、過払い金を回収できるかも知れません。
投稿者:
2010.07.01更新
任意整理のデメリットは何ですか?
任意整理のみならず、債務整理手続きを行うと、信用情報機関に、事故情報(異動情報・いわゆるブラックリスト)として登録されることになりますので、5年から7年程度は、新たなク レジットカードを作ることやローンやクレジットを組むことは、非常に困難になります。
ただし、金融庁の指導により、平成22年4月19日以降については、
「手続きの結果、過払い金が発生した場合」については、
これまで登録されていた事故情報が登録されない、又は削除されることになりました。
ですので、高金利で長期間のお取引がある方の場合は、
任意整理を行っても、事故情報として残る可能性は、非常に低いことになります。
投稿者:
2010.07.01更新
会社や家族に内緒でも大丈夫ですか?
任意整理は、自己破産・民事再生手続きと異なり、裁判所を利用しない手続きです。
ですので、ご家族や会社に知られることはありません。
当事務所のご依頼者さんの方々でも、
「家族に知られたくないのですが・・・。」
「主人(妻)には、内緒にしたいのですが・・・。」
という方は少なくないため、その点にご配慮しつつ、
出来る限りのご協力させて頂いております。
投稿者:
2010.07.01更新
なぜ、取り立てがストップするのですか?
貸金業法という法律の効果です。
専門家(司法書士・弁護士)が債務整理に介入した後に取り立て(請求)等を行った業者には、
金融庁より営業停止などの厳しい処罰が下されることになっています。
そのため、司法書士・弁護士さんの介入した後は、
業者からの請求のみならず、連絡(電話や封書等)さえ来なくなります。
投稿者:
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