2011.11.13更新

母のために…。

先日の夜、そろそろ帰ろうかなぁと思っていたところ、

 

突然、事務所のドアが開きました。

 

「自分のことではないんですが、

 

ちょっと相談したいことがありまして…。

 

いきなり来ちゃったんですが、時間とか大丈夫でしょうか?」

 

はい。

 

ボク自身、遅い分には何も問題ありません(笑)

 

早速、お話をお伺いしたところ、その方のお母様のことでした。

 

「今まで、全然気付かなかったのですが、

 

どうやら、うちの母が色々と借金をしているみたいでして…。

 

私ごとですが、実は、今後しばらくしたら私が家を出て、

 

母とは離れて暮らすことになるんです。

 

ですので、この機会に何とか解決できないものかと思いまして…。」

 

お母様のお借入の内容とかはお分かりですか?

 

「ええ。

 

最初ははっきりとは言わなかったのですが、

 

『出来るだけ協力するから隠さず全部言ってくれ』

 

って、何とか聞き出しました。

 

そうしたら、情けないことに結構ありましてね。

 

そこで、私も知り合いに相談したところ、

 

“払いすぎた利息”とかっていうのがあると聞いたもので。」

“過払い金”のことですね?
 

 

「そう、それです。

 

私の知り合いにも、そんな手続きをした人がいて、

 

随分と楽になったと聞いていたので、

 

とりあえず、私も母の代わりに相談してみようかと…。

 

ただ、私の仕事の関係で、なかなか予定が立たなくて…。

 

今日も、突然にすみませんでした。」

 

いえいえ、遅い分には大丈夫ですよ(笑)

 

ただ、代わりにご相談頂くことは全然構わないのですが、

 

今後、手続きをするとなると、ご本人様、つまりお母様とお会いして、

 

直接、お話しする必要がありますが、その点は大丈夫ですか?

 

「もちろんです。

 

私が連れてきます。」

 

かしこまりました。

 

では、ご都合のよろしい日時がありましたら、

 

ご用意してお待ちしておりますね。

 

「ありがとうございます。

 

ただ、私の仕事が遅いもので、なかなか都合がつかなくて。

 

土日とかでも大丈夫でしょうか?」

 

はい。

 

土日もたいていは事務所にいますので(笑)

 

…ということで、

 

ひととおりの手続きの内容をご説明のうえ、

 

一番直近の土曜日の午後にとりあえずの予定を入れ、

 

あとは、お母様のご都合を確認して頂くことにしました。

 

ところが次の日…。

 

「あの~、昨日相談した者ですけど…。

 

今日、母と一緒に行っても大丈夫ですか??」

 

んっ?

 

いかがなさいました。

 

「はい。

 

私、職場に無理言って、今日の午後から早退することにしました。

 

少しでも早い方がいいと思いまして。

 

その方が、母も安心するでしょうし…。
 

 

 

ボク、いつも、ご依頼者の方へ、

 

「一緒に頑張りましょう!」って伝えます。

残念ながら、ボクには、“出来ること”しか出来ません。

 

仕事上・立場上の制限もあれば、個人的な能力の限界もあります。

 

ただ、少なくとも、ボクに出来ることは、

 

一生懸命頑張るつもりで、そうお約束します。

 

「お母さん、一緒に頑張りましょうね。

 

こんなにご心配してくれるお子さんもいらっしゃいます。

 

ボクも、もちろん出来る限りのご協力をさせてもらいます。

 

だから、みんなで、一緒に頑張りましょうね。」
 

 

二人がお帰りになった後、

 

お子さんからメールが来ました。

 

「母を助けて頂き本当にありがとうございます。」

 

お母様はもちろん、

 

そのお子さんの“お母さんへの思い”にもご協力できること、

 

ボクは、とても、とても、うれしくて…。

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2011.11.01更新

平成23年11月1日~㈱武富士のHPより~

更生手続・弁済に関するQ&A
h
ttp://www.takefuji.co.jp/corp/nwrs/detail/111101.pdf
by 更生会社株式会社武富士 管財人 小畑英一

昨日、東京地方裁判所から更生計画認可の決定を受けたことにより、
武富士のHPに更生計画認可決定のお知らせがUPされておりましたが、
早速、今後の進行についてのQ&AがUPされました。

気になるところとしましては…。

Q04 第1回の弁済は、いつ頃に行われるのか。
A04 平成23年12月中旬ころに開始できる見込みです。

Q09 現時点における第2回弁済の見込みについて教えて欲しい。
A09 資産の売却、法人税の還付請求、旧役員・創業家大株主への請求等、
    いずれも相当の期間を要する見込みであり、第2回弁済が実施される
    場合の弁済時期は未定です。
    管財人として第2回弁済の実現のため引き続き努力をして参ります。

とのこと…。

ちなみに…
武富士、平成23年12月1日を予定として、
新しい名前、「TFK株式会社」となるそうです。

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2011.10.07更新

これ、いくら…??

先日の土曜日の午後、

 

ご依頼を受けた相続登記の戸籍謄本をチェックしていると、

 

事務所の電話が鳴りました。

 

「お休みのところ申し訳ありません。

 

初めてお電話するんですけど…。」

 

「あっ、はい。

 

こちらこそ、初めまして。

 

休みではありませんので、どうぞご安心ください(笑)」

 

「ありがとうございます。ところで…。

 

そちらの事務所では、相続登記はやってらっしゃいますか?」

 

「はいはい。

 

もちろんやっておりますよ。」

 

「はぁ~、そうですかぁ…。」

 

「(ん?何だか元気が無さそう…。)何かお悩みですかぁ?」

 

「あっ、いえ…。

 

突然のお電話で失礼とは思いますが、

 

実は、昨年に主人が亡ったんです。

 

で、その主人名義のマンションを、

 

私の名義に書き換えたいのですが、

 

どのくらい必要でしょうか…?」

 

「どのくらい?というのは、お金のことでしょうか?」

 

「はい。恥ずかしながら、お金のことなんですが…。」

 

「恥ずかしくなんかないですよ。

 

皆さん、気にされることですから。

 

私だって、買い物をするときには、値札を見てから買いますもん(笑)」

 

「ただですね…。

 

マンションの名義を書き換えるためには、

 

実費として登録免許税という“税金”が必要になるんですね。」

 

「この税金は、ご自身で手続きをされても必要になるものなのですが、

 

その税金がいくらになるかは、マンションの価値によって異なります。」

 

「ですから、マンションの価値が分からないと、

 

一口に“いくらですよ!”とご提示することが難しいんです。

 

ちなみに、おおよそのマンションの価値ってお分かりになります?」

 

「いえ、価値なんて…。

 

とても古いマンションですから…。」

 

「そうですねぇ…。そうしたらですね。

 

仮に、仮にですが、そのマンションの価値が1,000万円!だとしましょうか。」

 

「えぇ…。その位でしょうか…。」

 

「そう仮定すると、手続きに必要な税金は、4万円です!

 

で、もし、そのお手続きをご依頼頂くとなると、

 

その税金にプラスして、手数料、いわゆる“報酬”を頂戴することになります。

 

「えぇ。面倒なことをお願いするんですから、

 

実費以外に、支払いが必要なのは分かるんです。

 

で、その報酬というのは、いくら位でしょうか?」

 

「はい。頂戴する報酬の金額は、

 

その手続きを行うために、どのくらいの作業が必要になるかによります。」

 

「戸籍謄本や必要な書類が、予め揃っているようでしたら、

 

そのご負担は要りませんし、私の方で全部集めるとなれば、

 

その分、ご負担頂くことになります。」

 

「もう少し詳細をお伺い出来れば、手続きの流れをご説明のうえ、

 

実費含めての【お見積り書】をご提示しますが…。」

 

「すみません…。

 

だいたいでいいので、どれくらいですか?」

 

「そうですねぇ…。

 

お手元の資料を拝見しませんと、これまた一口では難しいのですが、

 

私の事務所の平均としましては、だいたい7万円くらいでしょうか。」  

 

「ですよね。ですよね…。

 

私もそれ位だと思っていたんです…」

 

「ん??どうかなさいました?」

「いえ…、実は…。」

 

 

 

 

実は、このお電話の女性の方、

 

既に、ある司法書士事務所さんへ相続登記をご依頼されていました。

 

で、お電話を頂いた前日(金曜日)の夕方、

 

その司法書士事務所さんから連絡があったそうです。

 

「相続登記が終わった旨」&「ご請求の旨」の…。

 

そして、あさって(週明け月曜日)には、

 

「お支払いする予定」とのことでした…。

 

「請求された金額が思いのほか高くて、

 

それで、驚いてしまって…。」

 


「はぁ…。そうだったんですか…。

 

実は、数年前までは、“報酬基準”というのがありましてね。

 

“報酬”の大枠は決まっていたんです。」

 

「ただ、今は、“報酬”の金額については自由化されていますので、

 

それぞれの事務所さんで、決めた方はバラバラなんですよ…。」

 

「もちろん、その報酬基準に沿った“相場”というものはあるんですが、

 

自由化の結果、事務所によっては、倍以上違うなんてこともあり得ます。」

 

「でも、その司法書士さんへご相談なさったとき、

 

費用等のご説明は、ありませんでしたか?

 

『お見積り』とかのお話は、ありませんでしたか?」

 

 

「はい。ありませんでした…。

 

こちらから聞くのも、失礼かと思いまして…。

 

改めて詳細をお聞きしたところ、

 

「請求書の内訳は分からない…」とのことでしたが、

 

内容をお聞きする限り、特に法外な値段設定という訳ではないようでした。

 

そのことをお伝えしたところ、

 

お電話の女性は、少しだけ安心されていました。

 

しかしながら、例え、それが妥当な金額であったとしても、

 

この女性は、すでに多くの不信感を感じていらっしゃいました。

 

同じ司法書士として、とても残念です。

 

「全体の費用で、この位は必要になると思いますよ」

 

と予めご説明していれば…。

 

当たり前のことですが、

 

司法書士には、手続きの報酬(値段)について、

 

キチンと説明する義務があります。

 

 

もし、この女性から依頼を受けた司法書士さんが、

 

報酬についての説明を一切していなかったとすれば、

 

この司法書士さんには明らかな“落ち度”があります…。

 

ですから、ボクは、この司法書士さんをかばうつもりはありません。

 

 

ボクは、お電話の女性に、

 

「まずは、請求書の内訳をよくご覧になって下さい。

 

そのうえで、不明な点は何でもご質問なさって下さい。

 

ご安心下さい。

 

ご依頼なさった司法書士さんには、

 

その質問に答える責任がありますから…。」

 

とお伝えしましたが、なんとも、後味の良くない話しでした…。

 

 

ボクは、値札の貼っていないものは買えません。

 

値札の貼ってない洋服をレジに持って行く…

 

値段の分からないお寿司を注文する…

 

そんな勇気はありません。

 

そのかわり、もし値札が貼っていなければ、

 

「これ、いくらですか?」と聞く、勇気が必要になります。

 

なんとなく聞きづらい雰囲気…

 

なんとなく恥ずかしさを感じる状況…

 

あろうことか、明らかに不機嫌になる店員さん…

 

色々あります。

 

ただ、そのひと言を聞く勇気を選ばない限り、

 

その買い物は、ある意味、“バクチ”です。

 

お買い物をする。

手続きを依頼する。

値段が気にならない訳がありません。

 

繰り返しになりますが、

 

司法書士には値札を貼る義務があり、説明する責任もあります。

 

ただ、司法書士は、“100円ショップ”でも、

 

“一皿100円の回転ずし”でもありません。

 

残念ながら、値段は決まっていないのです。

 

ですから、もし、

 

値札が貼っていなければ…

 

値札の見方がよく分からなければ…

 

悩まずお聞きください。

 

決して、決して、失礼なんかではありませんから。

 

「これ、いくら??」

 

ご自身のためにも、納得するまでお聞きください。

 

キチンとした事務所さんには、

 

当然、キチンとご説明頂けますから!!

 

 

うん、絶対!!

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2011.10.06更新

平成23年10月5日~㈱武富士のHPより~

旧役員等及び大株主への訴訟の提起について

http://www.takefuji.co.jp/corp/nwrs/detail/111005.pdf

いまや…更生会社となっている武富士の管財人が、
創業者や旧役員等に対して、訴訟を提起したようです。

内容は、
「元役員に対する損害賠償請求訴訟」
「創業者に対する損害賠償請求訴訟」
「元役員に対する報酬の不当利得返還請求訴訟」
「創業株主・関連会社に対する配当金返還請求訴訟」

なお、創業者である武井元会長は既に亡くなっているため、
相手方は、その相続人7名…。
その請求金額の合計は、約151億9,000万円とのこと…。

もちろん、回収出来れば、第二回弁済の原資に充てられます。
第一回の弁済割合は、たったの3.3%…。
過払い金100万円が3万3,000円に…。

【管財人は、弁済原資を最大限確保するため
~(中略)本件提訴に及んだ次第です。】

ある依頼者の方がおっしゃってました。

「いいんです。
元々、返ってくるなんて思っていなかったお金ですから。
あれだけ騒がれて、武富士も大変だったと思います…。

ただ、キチンとして欲しいです。

私なんかが、説明を受けても難しいことは分からないと思います。
ただ、正しい手続きをしてくれるのであれば…、私は納得できます。」

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2011.09.22更新

今、ここにいる自分…。

さて、さて、大きな台風が過ぎ去った本日は、

 

朝からとってもいい天気~!!

 

と、思いきや、夕方になって雨が…。

なかなか天気予報どおりにはいかないご様子で…(笑)

 

ただ、今日が終われば、またまた連休!!

 

なんて方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか…。

 

 

 

先程、仲良くさせて頂いている社会保険労務士さん

 

(マイスター社労士さん!)のブログを拝見していると、

 

『あ、明日からまた連休か・・・。

 

自営業には関係ないけど(笑)』

 

と記事にされていました…(笑)

 

うぅぅ、確かに…。

 

ボク自身も、連休というと、

 

「ゆっくり事務所で仕事が出来る~」と考えてしまいますし、

 

実際、午前中から事務所にいることが多いです。

 

ただ、そのこと自体は、とっても喜ばしいことだと思っていますので、

 

このスタイルは、この先もあんまり変わらないような気がしています。

 

ただ、もし、もしも、

 

この先、仕事の依頼が無くなって、

 

やる仕事がない…。

 

事務所に来る必要がない…。

 

なんてことに、なったとしたら…。

 

土日祝日??

 

多分、どこかでアルバイトをしていると思います…(笑)

 

ところで。

 

その連休初日の明日は、というと…、

 

我らが“板橋区”と、我らが“司法書士の板橋支部”との共催で、

 

「無料法律相談会」を行います!!

 

 

板橋区の司法書士有志16名が、

 

板橋区にお住まいの方、板橋区にお勤めの方のご相談を承ります。

 

ボク自身は、一昨年、昨年に続き3回目なのですが、

 

もちろん、今年も元気に(笑)参加させて頂きます。

 

出来るだけたくさんのご相談をお受けするため、

 

相談時間に制限はございますが、ご相談者さんの方々にとって、

 

よい解決方法のご提案が出来ればと思っております。

 

また、ご相談者さんの“お悩み”や“ご不安”が、

 

少しでも、少しでも、軽くなるようなお話が出来ればと思っております。

 

で、ボク、

 

この無料法律相談会のポスターを、

自分の事務所のドアに貼りながら、

 

(ニコちゃん磁石を1個ずつ付けながら…)

ふと、思ったんです。

 

「相談を受ける立場にいるんだなぁ、自分…」って。

 

 

「いつからこんなことになったのかなぁ~」って。

 

「大したこと出来んのに…

 

感謝されて申し訳ないなぁ

 

感謝されてありがたいなぁ

感謝されて嬉しいなぁ」って。
 

 

 

「今、自分…、

確かに“ここ”にいるんだなぁ~」って。

 

筆不精 司法書士による債務整理ブログです。-板橋区無料法律相談会2011.9.23 

 

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2011.09.10更新

平成23年9月9日~東京司法書士会のHPより~

【株式会社SFコーポレーションの破産手続開始決定を受けての緊急会長声明】

http://www.tokyokai.or.jp/doc/news/news110909.pdf

平成23年8月26日、旧三和ファイナンス㈱が破産申請を行いました。

翌日、友人の司法書士から第一報を聞いたとき、
ボクは、「どうせ『債権者破産』でしょう?」と思っていました。

しかし、今度ばかりは違いました…。

あれだけ破産することを嫌がっていたSF…。
あのネバリはどこへやら…。

解せません…。
解せません…。

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2011.08.28更新

富士山、ちょっと休憩・・・(笑)

先日、富士山のブログを書いたところ…

 

ある友人より、連絡がありました。

 

「あんさぁ…。

 

この前のブログ読んで、連絡してみたんだけどさぁ」

 

「おぉぉ~!!ど~したの?」
 

 

 

「いや、実はさ、

 

来週の末、会社の人達と一緒に、

 

富士山に登ることになっちゃってさぁ…」

 

「ほぇ~!?

 

そりゃぁ良かったじゃん!?

 

あっ、でも、かなり嫌そ~ね…?」

 

「うん。ホントっ、嫌なんだわ…」

 

「でも、お付き合いだから、行かんとね…??」

 

「そう…。断れん…(苦笑)

 

なぁ、何が一番辛かった?」

 

「まぁ、登るにつれて酸素が薄くなっていくのは感じたし、

 

寒さとか雨とか疲れとか…。

 

まぁ、辛いことは色々とあったけど(笑)」

 

「やっぱそうだよなぁ…」

 

 

「途中、山小屋には泊まる?」

 

「山小屋?

 

うん。その予定みたいだけど」

 

 

「実は、山小屋も辛かったよ…(笑)」

 

 

 

「はっ?山小屋がぁぁ??

 

何でぇ??」

 

 

「まぁ、それは、行ってのお楽しみ(笑)

 

ただ、辛いことばかりじゃないと思うよ。

 

辛いなら辛いで、それがいい経験になると思うし。

 

なんたって、相手は、日本一の富士山じゃしね(笑)」

 

と聞かされても、もちろん納得はしていませんでしたが…。

 

その友人、仮病とかで逃避していなければ、

 

ちょうど今頃、登っているはずです(笑)

 

東京では、先程、かなりの量の雨が降りました。

 

大丈夫かなぁ…。

 

雨に降られると、ホント、辛いんだよなぁ…。

 

そして…

 

“驚きのあまり、笑えてしまう、辛~い山小屋”…。

 

「何がそんなに辛いのか…??」

 

ボクらが泊まった山小屋の画像です…。

 

残念ながら、ボクは、この状況で爆睡できるほど、

 

タフボーイではありません…(笑)

 

いやぁ~、過酷でした…。

 

でも、なんだか凄すぎて、笑えません??(笑)

筆不精 司法書士による債務整理ブログです。-富士山の山小屋にて

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2011.08.16更新

富士山、その後(6)らしいです・・・(笑)

お盆ですね。

お休みの方が多いせいか、

 

うちの事務所がある商店街も、

 

人の行き来がゆったりしているような気がします。

お陰で、ボク自身も、少しだけゆるやかな時間の流れの中で、

 

仕事ができているような気がしていまして…。

 

ありがたや、ありがたや…。

さてさて、今日は久々の久々、

 

富士山のことについて書いてみたいと思います(笑)

そう、実は先日のこと、

 

今年のお盆のスケジュールを確認していたところ、

 

去年のお盆には、ちょうど富士山に登っていたことを思い出したんです。

そう、母親と弟(三男坊)達とで…。

しかも…、

 

考えると、3年前の富士登山も、ちょうどお盆の時期でした…。

まぁ、はるばる広島から、富士山に会いに来るわけですから、

 

どうしても、お休みの調整がつきやすい時期になるんです。

一緒に連れられて行く?ボクとしても、その方が、

 

ありがたや…(笑)

ということもあり、「お盆といえば、富士山!!」

 

少なくとも、広島組の母親と三男坊はそんなイメージのはず??(笑)

で、そう、その続き…。

ただ、前回までのあらすじを書いちゃうと、

 

それだけで、またいつもの長文になってしまいますので…(笑)

 

http://ameblo.jp/office-konishi/entry-10672622579.html

…早いもので、

 

前回は、山小屋まで行ってましたぁ~!!

 

(全然、早くない…(笑))

その山小屋では散々な思いをしましたが、

 

それこそ、母親の名言のとおり?

 

「文句言うても、しょうがないけぇねぇ~」

ただ、熟睡できていれば別なんでしょうが、

 

休んだことによって、逆に下がってしまったモチベーション。

しかも、真っ暗。

 

なのに、大混雑。

なんなんだ、この状況は…。

さて、ここまで、ボクは、

 

上はポロシャツ、下は短パンで登ってきました。

 

短パンの下には、スパッツをインナーとして履いていましたが、

 

夜になり、気温が下がったせいなのか、

 

モチベーションが下がってしまったせいなのか…、

 

山小屋を出ると、急激な寒さを感じました。

 

さすがは海抜約3000m(約7合目半)です。

ボクは、とりあえず、ウィンドブレーカーを着ました。

 

顔色の冴えない三男坊は、すでにフリースを着こんでます。

そして、母、弟、ボクの、それぞれの頭には新品のヘッドライト~!!

 

そう、真夜中のスタート、ここからが本番です!!

と、ガイドさんの集合の声が!!

「は~い!!

 

みなさんいいですかぁ~!!

 

 

眠れた方も、あんまり眠れなかった方も、

 

いらっしゃると思いますが、これから山頂を目指します。

 

 

もちろん休憩を取りながら登って行きますが、

 

“ご来光”の時間にも合わせないといけません。

 

 

あと、ここから一気に空気が薄くなっていきますので、

 

絶対に無理はしないでくださいね!!

 

 

無理だと思ったら、勇気をもって下山してください。

 

無理すると、どんどん苦しくなりますから!!

ここまで来て、“下山”って…。

 

その言葉にビビって、顔を見合わせるボク達…。

すでに「寒い、寒い」と繰り返す、真っ青顔の三男坊…。

そして、その横には、

 

どこか、あっけらかんとした様子の母親…(苦笑)

ボク

 

「大丈夫?」

母親

 

「何が?」

 

 

 

(いやいや…。「何が??」って…。

 

この人、意外と肝が据わっとるなぁ…。)

ただ、体力勝負の未知の世界、

 

やはりナメてはいけません。

再出発から約1時間…。

 

母親の様子が明らかに変化してきました…。

 

いまだ“山頂”は見えないというのに…。

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2011.07.22更新

“牛乳”と”リポD” そして”高尾山”…。

ボクが、牛乳配達していたころ、

 

配達先に、一人暮らしのおばあちゃんがいました…。
 

都内の古い都営アパートに住むおばあちゃんで、

その地域への配達は、週3回、火・木・土曜日の一日おき。

 


小さなビンの牛乳(200ml)を、毎日1本ずつ飲めるよう、

 

配達のたび、2本ずつ(土曜日だけ3本)届けていました。

 


ある日の早朝、

 

そのおばあちゃんの家へ牛乳の配達に行った時のこと…。

いつものとおり、

 

ドアの横に置かれた牛乳受け(プラスチックの箱)から

 

空ビンを回収し、新しい牛乳を入れようとしたところ、

 

突然、目の前のドアが開きました。

 

で、中から、ちっちゃなおばあちゃんが出てきました。

 

おばあちゃんと会うのは、その時が初めてでした。

「おはようございます。

 

いつも早くからご苦労様ねぇ~。早起き、大変でしょう?」


「いえいえ、慣れましたから…(笑)」

 

「これ、リポビタン、良かったらどうぞ。」

よく冷えた“リポビタンD”を1本頂きました。

 

 

牛乳を配達して、“リポD”をもらうなんて、

 

飲み物の物々交換のようで、なんか変な感じ~

 

っと思ったこと、今でも覚えています。


それからというもの、

 

ボクが、牛乳ビンを抱えてそのおばあちゃん家の前に着くと、

 

いつもタイミング良く、ドアが開きました(笑)

“リポD”は、その後、みかんになったり、お菓子になったり、

 

パンになったり、ピザになったり、ケーキになったりしました。

配達時間に余裕がある時は、

 

おばあちゃんのお家に上がって、コーヒーを頂いたりもしました。

 

ただ、なんせ配達中です(笑)

 

あまりゆっくりしている時間はありません。

でも、いつしか、そのおばあちゃんへの配達は、一番最後、

 

他のお客さんへの配達を全部終わらせてから、最後の1件として、

 

向かうようになりました。 

そうしたら、少しでも、ゆっくり話ができるから。

結局、

 

それから、リポDは、“朝ご飯”に変わりました。

火・木・土の配達のたび、

 

最後の配達先の、そのおばあちゃんの家で、

 

毎回、朝ご飯を頂いていました。

約2年、ずっとです。 

 

おばあちゃんとは、色々な話をしました。

ご主人を早くに亡くされたこと。

 

都内に住む一人息子さんが、かなかな家に寄りつかないこと。

 

来ても、すぐに帰っちゃうこと。

 

でも、それは、息子さんが結婚したことによって、

 

仕方がないことだって考えていること。

 

その息子さんの奥さんが活発なこと、

 

お孫さんの一人は海外にいて、一人が専門学校に合格したこと。

 

病弱な妹さんのこと、なかなか結婚しない太った姪っ子さんのこと。

 

氷川きよしのファンクラブに入っていること。

 

氷川きよしのコンサートに行ったこと。

 

でも、恥ずかしくて近所の人には言えないこと。

 

高尾山が好きで、年に何回かお参りに行くこと。

あらゆる話を聞かせてくれました。

ボク、間違いなく、自分のおばあちゃんでさえ、

 

そんなにたくさんの話しをしたことはありません。

ある日、

 

ボクが、司法書士の受験勉強を始めたことを伝えました。

「ごめんね。

 

配達が終わったら、勉強せんといけんから、

 

あんまりゆっくり出来なくなっちゃった…。」

それからというもの、 朝ご飯は、“お弁当”に変わりました。

 

「朝ご飯を食べる時間がないんだったら、

 

勉強の途中に食べればいいじゃない。

そのおばあちゃんは、いつもいつも待っていてくれました。

 

「早起き大変でしょう…。」

 

「暑くて大変でしょう…。」

 

「寒くて大変でしょう…。」

 

 

雨の日には、玄関先にタオルが用意してありました。

 

暑い日には、冷たいお茶が用意してありました。

 

寒い日には、朝早くから、部屋を温かくして待っていてくれました。

 

 

ボクのことを、

 

「おにいちゃん、おにいちゃん」と呼んで、

 

いつもいつも気遣ってくれました。

 

いつもいつも応援してくれました。

その後、ボクが、牛乳配達を止める時、

 

一番気掛かりは、そのおばあちゃんのことでした。

なかなか言い出せませんでした。

辞める直前は、行く度、行く度、カウントダウンしていました。

 

「うちに来るのも、あと何回で終わりだね…。」って。

 

 

でも、でも、ボクのこれから先の仕事のこと、

 

やっぱり、応援してくれました。

絶対的に…。

 

無条件で…。

 

 

 

 

そのおばあちゃんとは、

 

それからもずっと連絡を取ってます。

一日おきに会うことは出来なくなりましたが、

 

今でも年に2、3回は、お家に遊びに行っています。

 

 

おばあちゃんが大好きな高尾山、

 

ふたりで、10回くらいは行きました。

一度だけ、おばあちゃんの一人息子さんと一緒に、

 

3人で行ったことがあります。

「母親が大変お世話になっております。

 

いつも口を開けば、“おにいちゃん、おにんちゃん”です…(笑)

 

本当にありがとうございます。」



ご自身でお仕事をされていることもあり、

 

「不規則なもので、なかなか時間が…。」

 

お母さんのこと、とても心配されていました。

予想どうり、

 

息子さんも、とってもいい方でした。

 

 

思い返せば、あの時、急にドアが開いてから、

 

もうかれこれ10年近くになります。

 

東京タワー、浅草、根津神社のつつじ祭り、

 

他にも、これまで、いろんなところへ一緒に行きました。

 

 

 

そのおばあちゃん、口癖があります。

 

「片づけないと…。

 

片づけないと…。」

 

です。

 

 

整理整頓のことではありません…。

 

「私なんて、いつ死ぬか分からんでしょう。

 

だから、死んだときに、息子に迷惑は掛けれんからねぇ。」

 

と。

 

いつも笑いながら、口にしています。

口癖、もうひとつあります。

 

「人生の最後で、

 

おにいちゃんみたいな人に出会えるなんて、

 

私は、世界一の幸せもの。


こんな幸せな人間は他にはおらん。

 

感謝せんと罰があたる…。」

この言葉、

 

言われたボクが凄いんではないと思います。

そんな言葉を言える、

 

その、おばあちゃんが凄いんだと思います。

これまで、何度も、何度も、言ってもらいまいした。

ボクがここにいる。

 

それだけで、世界一の幸せを感じてくれる人が、そこにいる。

どんだけ心強いことか…。

 

 

 

ボクが、牛乳配達を辞めた後、

 

しばらくして、おばあちゃんは、牛乳の注文を辞めました。

実は、おばあちゃん、

 

“牛乳””が好きではなかったのです。

「やっぱり、お腹が痛くなっちゃって…。

 

辞めちゃって、ごめんね…。」

 

ボクの事務所の冷蔵庫の中には、

 

いつも必ず、“リポビタンD”が入っています。

 

「元気にしてる?

 

“リポビタン”まだ、ある?

 

なくなったら言いなさいね。送るからね。

 

ん?取りに来る(笑)?」

ありがとう。

ありがとう。

 

ありがとう。

 

 

 

この前の連休の時、

 

久しぶりにおばあちゃんのお家に遊びに行きました。

おばあちゃんの耳、少しだけ遠くなっていました。

悔しい思い、

 

もどかしい思いを感じました。

 


テーブルの片隅に、

 

おばあちゃんが書いたメモがありました。

 

「おにいちゃんが来たら、扇風機を出してもらう」

 

って書いてありました…。

そのメモを見つけたボクに、おばあちゃんは、

 

「悪いねぇ~。悪いねぇ~。

 

せっかく来てくれたのに、頼み事して悪いねぇ~」


って…。

「そんなこと…。

 

悪くなんかないよ…。」

扇風機は、きちんと箱に片づけられて、

 

押し入れの上の段にしまってありました。

その扇風機を出しながら、

 

なんだか、ボク、情けなくて…。

 

 

きっと、おばあちゃんが、

 

このブログを読むことはないと思います。

だから、きちんと伝えなくちゃって思いました。

 

 

 

牛乳配達してよかったです。

 

芝居をしてよかったです。

 

東京に来てよかったです。

ボク、よかったです。

 

ここにいて…。

 

「あなたのような方と出会えたこと、

 

ボクも、本当に幸せものだと思います。

 

 

いつもいつも応援してくれて本当にありがとう。

 

どんなに感謝しても、感謝しつくせません。

 

 

あなたの“おにいちゃん”でいられること、

 

ボクは誇りに思っています。」

 

高尾山、また、一緒に行こうね!!

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2011.07.03更新

司法書士試験とバイト…。

 

7月第1週の日曜日!!

そう、本日は、司法書士試験の日なんです。
 

朝9時30分から、夕方4時までの長丁場

 

全国で約3万人の方が受けているようです。

 

ということで、日頃、うちの事務所で頑張ってくれているスタッフくんも、

 

現在、試験真っ只中!!

今朝、朝一番に、

 

「今日は、燃え尽きて下さい!!(^O^)/」とメールをしたところ、

 

「既に燃え尽きている感じです…。」との返信が…。

ん?

 

それって、いい意味だよね??

 

なので、今日は、“試験”について書いてみたいと思います。

 

そもそも、ボクがこの司法書士の試験を受けようと思ったのは、

 

それまでやっていた、舞台役者の生活が思うように行かなかったから。

それだけです。

 

散々悩んだ末、

 

ボクは、その芝居に見切りをつけました。

これだけやって、

 

これだけ頑張ってるのに、食っていけない。

 

ってことは、これ以上、続けても仕方がない…。

食べていけない以上、当然の結果でした。

好きだけでは、生活出来ません。

 

頑張っているだけでは、誰も評価してくれません。

役者は、お客さんに評価してもらってナンボです。


自己満足では、ただの趣味です。

趣味なら、仕事をキチンとしたうえで、

 

空いた時間でやればいい。

ただ、ボクにとっての芝居は、趣味ではありませんでした。

 

だから、見切りをつけました。

当然の結論です。

当時、ボクは、牛乳配達のアルバイトをしていました。

 

後ろにボックスがついた原付バイクで牛乳の宅配をしていました。

月曜日から土曜日までの週6日、

 

朝の4時くらいから9時くらいまで。

 

なんだかんだで、5年くらい続けたのでしょうか…。

 

 

この牛乳配達のアルバイト、

 

そもそものきっかけは、

 

芝居の稽古時間を確保するためでした。

夕方近くから始まる芝居の稽古に支障のないバイトとして、

 

早朝の4~5時間という時間帯は、丁度良かったんです。

例え、夜まで稽古したとしても、

 

その後、芝居仲間と一緒に飲みに行けます。

 

次の朝さえ、起きれれば…ですが(笑)

あと、ボク、単純に、牛乳が好きなんです!!

 

美味しいんですよね~

 

ビンの牛乳って!!

 


ちなみにですが、その牛乳配達屋の所長さんは、

 

牛乳嫌いで、「絶対に飲めない!」って言ってました…。


なのに牛乳屋!?

 

かなり、不思議でした(笑)


でも、ボクがそのバイトを始めたのは、

 

ちょうど夏の前頃でして…。

その後、冬が来たんです…。

まさか、真冬の早朝をバイクで走るなんて、

 

想像すらしてなかったんです。

雨の日、最悪でした・・・。

 

台風、もっと最悪でした・・・。

 

雪の日、意味が分かりませんでした・・・。

あと、新聞配達のお兄ちゃんとケンカしたり…。

 

マンションの管理人さんとケンカしたり…。

でもでも、とっても、いい思い出です。

 

色々とお世話になったお客さん、たくさんいました。

 


辞めてからは、もう結構な月日が経ちますが、

 

中には、今でもお付き合いあるお客さんもいます。

 

 

だから、ボクの司法書士試験って

 

=牛乳配達なんです。

結局、芝居を辞めてから、

 

その後の受験勉強も、

 

牛乳配達のバイトを続けながら受けました。

早朝から仕事をして、その後の時間を勉強時間に充ててました。

 

これがまた、丁度良かったんです。

勉強を始めてからは、配達先を制限してもらい、

 

朝の8時くらいには、終われるようにしてもらいました。

いわゆる出来高制のお給料だったので、

 

(牛乳一本につき、いくら!って感じ)


お給料は激減しましたが、貧乏には慣れっこです(笑)

また、何より、そもそもが自業自得ですから、

 

文句も言えませんし、ありません…。

 

 

ただ、非常に助かったことがあります。

 

牛乳配達用のバイクを好き勝手使えたことです!!

ですので、受験勉強を始めてから、

 

勉強スペースに使っていた図書館とか予備校の自習室には、

 

配達後、その牛乳配達用のバイクで通ってました。

なんせ早起きです。

 

当然、一番乗りで、好きな席を確保できました(笑)

 

 

 

試験当日は、日曜日でしたので、牛乳配達はお休みでしたが、

 

受験地の早稲田大学までは、いつもの配達用のバイクで行きました。

 

筆記試験の合格発表も、

 

東京法務局(九段下)へは、

 

配達後、牛乳配達用のバイクで見に行きました。

 

二次試験(面接)も、

 

何故だか、平日の午前中にあったので、

 

配達を早めに終えて、これまた、牛乳配達用のバイクを借りて、

 

渋谷の試験会場まで行きました。

ただ、行ったら、ボクだけ私服でした。

 

だって、今さっきまで、仕事してたんだもん…(苦笑)

 

 

 

「5572」だったけなぁ~?

受験番号じゃなく、

 

ボク専用の牛乳配達用のバイクのナンバー。

 

ボクの愛車でした(笑)

その牛乳配達、

 

合格してからも、約1年続けました。

その後、牛乳配達を辞め、

 

ある司法書士事務所を勤めました。

先日、たまたま、高田馬場に行きました。

 

ボクが通っていた予備校がある場所です。

その時、ちょっと足をのばして予備校に寄ってみたんです。

そうしたら、受験生らしき人が模擬試験の結果について、

 

あれこれしゃべっていました。

懐かしい思いになり、色んなことを思い出しました。

まさに今、

 

約3万人の方々が、

 

色々な思いをもって試験を受けていることでしょう。

試験に合格したからといって、

 

バラ色の人生は待ってはいないと思います。

ただ、そんなことではなく…。

4時です。

 

時間が来ちゃいました。

スタッフくん、どうでした?

 

燃え尽きましたか??

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

SEARCH

CATEGORY

TEL:0120-228-677 面談予約