事務所ブログ

2011.06.05更新

スランプとは…。

こんにちは。

 

さてさて…(笑)

今日は、日曜日ですね。

 

東京の板橋は、天気もいいです。

うん、だから、いい日曜日です!!

 

多分…(笑)

最近、ある知人から、

 

『短くてもいいからブログを書きなさい。』

と言われました。

『止めないんなら、少しは更新しなさい!

 

更新出来ないんなら、書かないんなら、

 

 

そんなブログ、止めちゃいな…』

と言われました…。

 

「…確かに。

んで、色々と考えたうえで、

 

久々に更新してみようと思います。

読んで頂ける方もめっきり減っちゃったと思いますが、

 

改めて、改めて、よろしくお願いします。

さて、今朝は、日曜日ということもあり、

 

ちょっとだけ遅く起きました。

して、テレビをつけると、

 

なんと、衣笠 祥雄(きぬがさ さちお)さんがテレビに出ていました。

「おぉぉ、衣笠だ!!

 

 

鉄人、久しぶりだなぁ~」

あの?

 

ご存知です?

 

元広島カープ(プロ野球)の衣笠選手って?

ボクは、広島出身なので、もちろんお馴染みです。

カープファン以外の方には、

 

“鉄人衣笠”として…

 

連続試合出場の記録を作った選手として有名ですかね。

そう、山本浩二(ミスター赤ヘル)と

 

カープの黄金時代?を築いた選手です!!(笑)

打順は、浩二が4番、衣笠は5番でした!!

 

背番号は、浩二が8番で、衣笠が3番でした!!

 

(もちろん、どちらも永久欠番!!)

ボクも、ちっちゃい頃は、浩二や衣笠、それに高橋慶彦!の

 

背番号入りのTシャツやパジャマを着てました。

弟とお揃いで…(笑)

ただ、その輝かしい功績と同時に、

 

ボクの子供時代の記憶ですら残っているのが、

 

衣笠選手の“スランプ”です。

ボクの父親は、完全なるカープファンです。

 

しかも、熱いファンです(笑)

酒を片手に野球中継を見ながら、

 

よくテレビに向かって怒鳴ってました。

『衣笠は打たんけぇ~、替えろや!!』

 

 

『衣笠は、引っ込めやっ!!』

って…。

 

『鉄人だったら、素手で打ってみろ!!』

とも…(笑)

当時、ボクの家では、カープが負けることは一大事でした。

 

その父親の機嫌が、とにかく悪くなりますから。

ただでさえ、機嫌のいい時間が少ない父親でしたから、

 

その機嫌が悪くなると…。

物が壊れます…

 

誰かが泣かされます…(笑)

そんなお陰で、ボクの中でも、

 

衣笠選手にあまりいいイメージはなく、

 

衣笠選手と“スランプ”とは、切っても切り離せないイメージ。

ただ、衣笠選手が野球選手として残した成績は、

 

誰がどう見ても、輝かしいものなんです。

 

2500本安打、500本塁打!!

にも関わらず、スランプのイメージがつきまとう…。

そう、衣笠選手のスランプは、スランプの中のスランプ、

 

それこそ誰がどう見ても、“ド・スランプ”だったんだと思います。

輝かしい功績の一方で、

 

“死”をも感じたという、“ド・スランプ”…。

その後、現役を引退した衣笠さんが、

 

「何をやってもうまくいかない状態(スランプ)からの脱出」について、

 

何かのインタビューで語っていました。

『まずは、今の自分がスランプであることを、

 

自覚することから始まると思います。

 

 

もがいても、あがいても、うまくはいきません。

 

だって、スランプなのですから(笑)

 

 

ただ、その答えは、絶対に自分の中にあります。

 

それを見つけて下さい。

 

 

そのために、ゆっくりと自分自身と向き合って下さい。』

今朝、久々にテレビで衣笠さんを見ながら、

 

もう十年以上も前に聞き、感銘を受けたその言葉を思い出しました。

“スランプ”かぁ…

 

今の自分は…、果たして…。

実家の父親は、

 

今でもカープの勝敗に一喜一憂していることでしょう…・。

頑張れカープ!!

 

頼む、勝ってくれ!!

オヤジのために!!

 

そして、母親と、リリさんのためにも!!

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2011.05.03更新

“自分”VS”ボク”

こんにちは。

 

みなさん、お元気ですか?

待ちに待ったゴールデンウィークですね(笑)

 

ボクも、首を長~くして待ってました。

ただ、最近では、身近な人からは、

 

「連休中、どっか行くの?」とは聞かれず、

 

「ど~せ、事務所に居るんでしょう?」って…。

大正解(笑)

そのことは、ご依頼者の方もよくご存知のようでして、

 

土日や祝日に関わらず、ご連絡を頂きます。

 

本日も午前中に、

 

あるご依頼者さんから電話が掛かってきました。

 

「すみません。

 

私の裁判っていつでしたっけ?」って(笑)

郵便屋さんからも、

 

「ゴールデンウィークもお仕事なんですねぇ~」

 

って、やさしく言って頂きましたので、

「お互い様じゃないですか(笑)

 

お互い頑張りましょ~ねぇ~。」

 

って、やさし~くお返ししました。

といっても、

 

事務所に来るのは平日よりも遅いですし、

 

事務所を出るのも早かったりします。

夕方から飲み会!なんてのも、

 

ままあります(笑)

 

 

 

気分も平日とは違って、

 

かなりリラックスしています。

落ち着いて書類を作ったり、

 

ゆっくり調べものをしたり、

 

本を読んだり、音楽を聴いたり、考え事をしたり…。

まわりの人がお休みの時に、仕事をすること、

 

そこに残念な感じがすることはあります。

逆に、まわりの人が仕事をしている時に、

 

お休みする訳にはいきませんから、

 

なかなか遊びに行くことが出来ません。

 

 

仕事以外にもやりたいこと、多分、あります。

 

きっと、たくさんある方だと思います。

ただ、ボクは、今、仕事が出来ること、

 

目の前にボクのやるべき仕事があること、

 

それ自体には、多くの幸せを感じています。

そこには、支えて下さっている方々がたくさんいます。

ご依頼者の方々に対しても、

 

とても、ありがたく思っています。

とても、とても…。

 

 

ボクが20代のころ…、

 

まわりの人たちとは、まったく異なる時間の流れの中にいました。

朝、起きて、仕事に行って、

 

夜、帰って、ご飯を食べて寝る。

そんな生活は、ほとんどありませんでした。

ボクは、狂ったように芝居のことを考えていました。

 

無我夢中で、そのことばっかり考えていました。

精神的な部分は、すべてそのためにありました。

 

「オレは、今、好きなことを思いっきりやってる。

 

だから、いつ死んでも絶対に後悔しない」

本気でそう思っていました。

 

幸せでした。

 

 

 

でも、現実は厳しかった…。

 


芝居のことを考えれば考えるほど、

 

芝居に夢中になればなるほど、生活が厳しかった。

お金がなかった。

 

普通の生活が出来なかった。

ボクは、不規則極まりない環境の中で、

 

ただただ、芝居以外の時間を、

 

どうやってお金に換えるかで必死でした。

買いたいものなんてなかった。

 

欲しいものなんてなかった。

 


ただ、芝居がしたかった…。

 

芝居をしながら、生活がしたかった…。

当時の劇団の仲間とも、

 

“危ない仕事”

 

“怪しい仕事”

 

“とりあえず稼げる仕事”

 

について、本気で語り合いました。

 

「頑張ろう!」、「信じよう!!」って、

 

バカみたいに慰め合ったり、

 

 

「そんな中途半端な考えなら、やめちまえ!!」

 

って殴り合いのケンカもしました。

 

 

真剣でした。

 


が、その分、貧乏で、

 

その分、“不安”でした。

 

みんな、たまらなく“不安”でした。

冗談のように聞こえるかも知れませんが、

 

当時、ボクは、いつでも泣けました。

演技する必要なんてありません。

 

自分の将来を案ずることで、

 

いつでも涙があふれてきました。

仕事をしていても不安でした。

芝居の稽古をしていても、

 

舞台に上がっていても不安でした。

 

 

家でじっとしていることなんて耐えられませんでした。

 

 

今、

 

ボクは、その劇団をやめ、芝居もやめ、

 

司法書士の事務所をやってます。

 


もちろん、真剣にやっています。

お陰さまで、ご依頼者さんを含め、

 

たくさんの人に支えてもらってます。

ボクは、ただの司法書士ですから、

 

自分の知識や才能には、何ら自信を持ってません。

自分がこの仕事に向いているなんて、

 

思ったことすらありません。

ただ、ボクのご依頼者さんの満足度には自信があります。

少なくとも、ボクがこの仕事をやっている意味は、

 

そこにあるんだと信じています。

でも、今でも感じます。

結局、今のボク、あの当時のボクと、

 

何ひとつ変わってないような気がすることがあります。

特に、休日にひとりで事務所にいると、

 

たまらなく、そう感じることがあります。

 

 

確かに貧乏ではなくなりました。

やるべき仕事もあります。

 

遣り甲斐も感じています。

ありがとうって言ってもらって、

 

ありがたいんです。

 

とってもありがたいんです。

< /span>

でも、何も変わってないんです。

なんでこんなに不安なんだろうって、

 

自分でも、不安になることがあります。

多分、自分自身の中で色々な思いが、

 

こんがらがっているんだと思います。

だから、やっぱり、

 

家でじっとしていることなんて、できないんです。


仕事があってよかった。


一緒に頑張ってくれる依頼者の方がいてよかった。

そのために、ボクが出来ることに全力を尽くそう。

支えて下さっている方々への感謝の気持ちと共に、

 

ボクは、今、そんな思いで仕事をしています。

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2011.04.30更新

平成23年4月28日~アイフル㈱のホームページより~


『グループ再編(子会社間の会社分割及び当社による子会社の吸収合併)に関するお知らせ』

http://www.ir-aiful.com/
http://www.ir-aiful.com/data/current/newsobj-1870-datafile.pdf

効力発生日を平成23年7月1日(予定)として、
“吸収分割”と“吸収合併”を行うそうです。

関係会社は、
“吸収分割”につき、㈱ライフ&ライフカード㈱
“吸収合併”につき、アイフル㈱&㈱ライフ&㈱マルトー&㈱シティズ&㈱シティグリーン

前回は、平成23年4月1日の予定でしたが、結局、延期になりました…。

さてさて、今回は、どうなるのでしょうか?

 

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2011.04.19更新

平成23年4月18日~アイフル㈱のホームページより~

『東北地方太平洋沖地震における被災者の方への支援貸付について』

あのアイフルが…、

東北太平洋沖地震における被災者の方々に対して「支援貸付」を行うそうです。

http://www.aiful.co.jp/popup/_/cid/–PFP0H906

 

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2011.04.15更新

平成23年4月14日~日本司法書士会連合会より~


『東日本大震災被災者・避難者支援 司法書士無料電話相談』

日本司法書士会連合会では、日本司法支援センター(法テラス)との共催にて、
東日本大震災による被害を受けた方々、避難をしている方々を対象とした無料電話相談を実施いたします。

■フリーダイヤル:0120-445528
■受付時間:平日10時から16時まで
■実施期間:4月18日(月)から当分の間


http://www.shiho-shoshi.or.jp/association/info_disclosure/info/info_detail.php?article_id=92
http://www.shiho-shoshi.or.jp/association/img/article_image/file/shinsaisoudan_chirashi.pdf

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2011.04.11更新

平成23年4月11日~㈱武富士のプレスリリースより~

スポンサー優先交渉権付与先決定のお知らせ

http://www.takefuji.co.jp/corp/nwrs/detail/110411.pdf

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2011.04.10更新

それでも、サクラは…。

事務所から歩いて3分くらい行くと、

 

石神井川(シャクジイガワ)という川が流れています。

ボクは、毎朝、出勤(チャリンコ~)する時には、

 

その川の橋を渡って事務所へ来るのですが、

 

実は、この一帯、桜の名所なんです。

ということで、ボクの事務所がある、

 

ここ“なかいた商店街”でも、この時期には、

 

毎年、“さくら祭り”を開催しています。

しかも、かなり盛大にやっておりまして、

 

お花見をする人もたくさ~んいらっしゃいます。

話によると、ご近所の方々のみならず、

 

板橋区や東京都の外からも、結構、お越しになるそうです。

非常に盛り上がります!!

 

だって、すごく、キレイですもん(笑)

ただ、今年は、中止になりました…。

 

予定通りであれば、先週に開催のはずでしたが、

 

震災の影響での自粛…。

 

自粛については、

 

色々な意見がありますよね…。

ただ、“なかいた商店街”の“さくら祭り”を、

 

中止すると決めたのは、震災後、間もなくのこと。

ですから、その時点で、

 

中止以外の判断をすることは、難しかったと思われますし、

 

ボク自身も、その判断に間違いはなかったと思っています。

でもその一方で、ここ“なかいた商店街”には、

 

ボクも仲良くさせて頂いている飲食店も少なくありませんので、

 

“さくら祭り”の中止については、色々な声も聞きました。

影響は様々…。

でも、ボク、最近、よく思うんです。

それでも、地球は回る。

 

それでも、サクラは咲く。

 

それでも、お腹は鳴るんだな。

 

って…。

それでも、時の流れは等しいんだな。

 

って…。

今年のサクラ、

 

少しだけ、色が薄い気がします。

筆不精 司法書士による債務整理ブログです。-石神井川(中板橋周辺)

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2011.04.05更新

励まし…。

お久しぶりです。

 

ご無沙汰しております。

ここ最近は、書き出してみるブログ記事も、

結局、最後までまとめることが出来ず、そのまんまに…。

 


『何となく…』

ただ、

 

同業者さんや友人、ご依頼者さんや、

 

それに、仲良くさせて頂いているアメブロのブロガーさんからも、

『体調、崩してませんか?』

 

『ブログ、ひょっとして、このまま止めちゃうんですか?』

 

って…。

大した内容のブログでもないのに、

 

お声を掛けて頂きありがたい限り…。

 

あと、最近になって、

 

ようやく携帯でボクのブログ(アメブロ)が見れるようになった、

 

実家の母親からも、

 


『ちょくちょく見よるけど、全然新しいのが載らんね?

 

はよぉ~、次、書きんさい。って…。

『昔の分も見れるんじゃね?

 

それ読みながら待っとくけぇ~』だそうで…。

『うちも、コメントやらを書いてもええんかねぇ?』

 

どうぞ、どうぞ、ご遠慮なく(笑)

ただ、どうしても、やっぱり、

 

ブログの更新をする気分にはなれませんでした。

『どうしてだろう?』

 

『何となく…』

 

 

 

 


ただ、先程の一本の電話により、

 

ボクは、今、ブログを書き始めました。

先程、債務整理をご依頼頂いている依頼者さんへ、

 

手続きの進捗状況をお伝えするために電話をしたんです。

この方、実は、少し前に勤めていた会社が倒産したんです。

 

その結果、当然ながら、返済が厳しくなりました。

そこで、以前、ボクの事務所で手続きをされた方から、

 

ご紹介頂いたということで、ボクの事務所へお越しになりました。

第一印象は、「非常に真面目な方」という印象でした。

ボクよりも、一回り近く若い方でしたが、ボクは直観的に、

 

「調査の結果がどうあれ、この人なら絶対に立ち直ってくれるはず」

 

と感じました。

当面の収入も予定が立たないとの事でしたが、

 

ボクは、大丈夫なはずと感じました。

だから、「一緒に頑張りましょう!」と約束しました。

ただ、その一方で、お聞きしたお借入れ状況からは、

 

大きな期待は出来ませんでした。

そして、調査の結果も、その予想を裏切るものではなく、

 

お借入れ金額が少し減ったものの、大幅な減額はありませんでした。

これから返済していく必要のある金額も少なくはありません。

ですから、今回のご報告の電話も、

 

ボクとしては、非常に心苦しい気持ちで掛けました。

『お世話になっております。小西です。

 

ようやく、業者から書類が届きましたので、

 

内容をご報告したいのですが、今、お時間、大丈夫でしょうか?』

『あっ、はい。

 

こちらこそ、お世話になってます。

 

はい。大丈夫ですよ。』

『現状、進んでいる業者ですが、</span >

 

まず、A社の件ですが…、

 

ついで、B社の件ですが…、

 

 

ということで、あまり大きな減額はありませんでした。

 

手続き前と比べると、合計で●万円は減っていますが…。

 

 

すみませんね、こんなご報告になってしまいまして…。』

『本当ですか?

 

いや、嬉しいですよ!!

 

だって、小西さんが悪いんじゃありませんから、

 

借りて、返せなくなった自分が悪いんですから(笑)

いやぁ~、久々にいい話が聞けて本当に嬉しいです。

 

ここ最近、気が滅入ることが続きまして…。

 

 

実は、昨日、実家の岩手から戻ったんですが…。』

『えっ、ひょっとして?』

『そうなんです。

 

自分の実家、岩手県なんですけど、

 

よくテレビでやってる ● ● 町なんです。

 

特に被害が大きかったみたいで…。』

『…ご家族は?』

『幸い、両親とかは連絡が取れて、無事だったんですけど、

 

ちょうど、自分が帰ってるときに、

 

伯父さんと友達が遺体で発見されて…。

 

で、おととい、火葬してきたばかりなんです。

 

 

だから、すごく気が重かったんですけど…。

 

 

いや、でも、久々に嬉しい話が聞けて良かったです。

 

随分と気が楽になりました…(笑)

 

 

 

お願いして本当に良かったです。

 

これからも、よろしくお願いします!』


複雑な心境で電話を切りました。

そして、電話を切って、しばらくしてから気づきました。

励まされたのは、ボクの方、だったって…。

様々な思いを胸に頑張っている人が、いる、いる。

一緒に頑張る約束、ボクも守らないと。

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2011.04.02更新

平成23年4月2日~法務省民事局より~

被災地における戸籍に関する証明書について

1 戸籍の正本が滅失した市町村について
 戸籍の正本が再製(※)されるまでの間,当該市町村の状況に応じて,市町村又は管轄法務局において,戸籍の副本(電子データ)に基づき,「戸籍の副本に係る証明書」(行政証明)を発行することができることとしました。
 なお,届書については,管轄法務局において,届書の受理証明書や記載事項証明書を発行することができることとされています。

2 震災等の影響により戸籍のシステムが停止したため,戸籍への記録作業が遅延している市町村について
 戸籍のシステムが復旧した後であっても,戸籍への記録作業が完了するまでは,戸籍への記録作業が完了している最終日までの証明書(行政証明)を発行することができることとしました。

3 被災地の市町村における戸籍事務について
 被災地における市町村の戸籍事務の状況等については,当該市町村を管轄する法務局の本局へお問い合わせください。

(※)東北地方太平洋沖地震により滅失した戸籍の再製について

 戸籍については,市町村で戸籍の正本を備え付け,管轄法務局で戸籍の副本及び届書を保存しています。
 戸籍の正本が滅失した場合には,管轄法務局で保存している戸籍の副本等に基づき戸籍を再製します。

 今回の震災により戸籍の正本が滅失した市町村についても,管轄法務局において,戸籍の副本や届書が保存されており,これらにより戸籍の再製が可能です。

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2011.03.29更新

平成23年3月29日~法務省民事局より~

東北地方太平洋沖地震により権利証(登記済証・登記識別情報通知書)を紛失した場合について…。


 東北地方太平洋沖地震に伴う津波などの被害により,権利証(登記済証・登記識別情報通知書)(注1)を紛失された場合もあると考えられます。
 しかし,この権利証の紛失によって不動産(土地・建物)の所有権等の権利を失うことはありません。
 
 
権利証は,登記の申請をする際に,本人確認資料として登記所に提出していただくものですが,登記をするには,権利証のほかに,所有者の印鑑証明書等の本人確認資料も必要となりますので,権利証を紛失しただけで,直ちに所有権の移転の登記や抵当権の設定の登記が不正にされるなどして,登記記録上の権利関係が変わることはありません。
 
 また,権利証を紛失したからといって不動産の売却等の処分ができなくなるわけでもありません。 
 
なお,紛失した権利証を再発行することはできませんが,不正な登記がされることを予防する方法として,不正登記防止申出制度(注2)がありますので,詳しくは,最寄りの登記所に御相談ください。
 
〔被災地の法務局の連絡先〕
仙台法務局民事行政部不動産登記部門 022-225-5767
盛岡地方法務局登記部門          019-624-9852
福島地方法務局不動産登記部門      024-534-1111
 
(注1)権利証
 
権利証(登記済証)とは,登記が完了した際に登記所から登記権利者(買主等)に交付されていた書面です(現在は,「登記識別情報」として12桁のアラビア数字その他の符号が通知されます。)。
 権利証は,例えば,登記記録上の登記名義人が登記義務者(売主等)として所有権の移転の登記を申請する場合に,登記名義人本人からの申請であることを確認する資料として登記所に提供することとされています。
 
(注2)不正登記防止申出制度
 
不正登記防止申出制度は,不正な登記がされる差し迫った危険がある場合に,申出から3か月以内に不正な登記がされることを防止するための制度です。
 
この申出をすることにより,申出から3か月以内に登記が申請された場合は,申出をした方に,当該登記が申請された旨が通知されますので,身に覚えのない登記がされることを防止することができます。
 
なお,不正登記防止申出の手続は,申出人(登記名義人等)本人が登記所に出頭することを原則としていますが,本人が登記所に出頭できない止むを得ない事情があると認められる場合には,委任による代理人が登記所に出頭してすることもできます。

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

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