わたくし事

2011.01.23更新

あの気持ち…。

つい先日のこと…。

 

あるご依頼者さんから電話がありました…。

「ご無沙汰しております…。

 

債務整理手続きを依頼している○○ですが、

 

すみません、ご連絡が遅くなりまして…。」

実は、この方、

 

債務整理手続きをご依頼頂いたのですが、

 

その後、しばらくの間、連絡が取れませんでした。

その間、数か月です。

 

 

お電話、メールにて、度々ご連絡するものの、

 

全く、ご返答頂けませんでした。

聞いてもらえているのか分からない、留守電へのメッセージ…。

 

届いているのか分からない、メール…。

以前にも、『優しさ、その先には…!?』

 

というタイトルでブログを書いたことがあるのですが、

 

ご依頼を受けて、そのお手伝いをさせて頂く立場としては、

 

ご依頼者さんご本人との意思の疎通がはかれない以上、

 

あらゆる手続きを進めることが出来ません。

ただ、一度、“受任”させて頂いた以上、

 

途中で投げ出すわけにもいきません。

でも、これは、

 

もう一方の関係者である業者にとっては、関係のない話しなのです。

 

 

「連絡が取れない?

 

だったら、“辞任”して下さい。

 

こちらで、直接、ご本人へ連絡しますので!!」

おっしゃる通り…。

何で、連絡が取れないんだろう?

 

何で、連絡してくれないんだろう?

いくら考えても答えは出ません。

 

いくら考えても連絡はありません。

 

 

そうなると…。

 

やはり、“辞任”することを考える他ありません。

 

 

『大変恐縮ではございますが、

 

このまま一切ご連絡を頂けないようであれば、

 

手続きの方は、“辞任”させて頂くことになります。

 

なお、その場合は、

 

各業者より、直接、ご連絡が入ることとなりますので、

 

何卒ご了承下さいますようお願い致します。』

 

 


そう、残念な最終手段です。

 

ただ、他に方法がありません…。

ご依頼者さんそれぞれ、

 

様々なご事情を抱えていらっしゃいます。

ボクでは対応出来ないこと、

 

あるかと思います。

ただ、

 

ご連絡さえ頂ければ、

 

ご相談さえ頂ければ、

 

何か、解決の糸口が見出せるかも知れません。

 

逃げていては、

 

逃げるだけでは、何の解決にもなりません。

どうぞ、向き合って下さい。

 

どうぞ、前向きに考えて下さい。

最初にご相談にいらっしゃった時の“あの気持ち”を、

 

どうぞ、思い出して下さい。

解決するために頑張るんです。

 

誰のためでもなく、ご自身のために…。

 

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

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