わたくし事

2010.09.22更新

知人との関係・・・。

前回のブログでは、

たくさんのコメントを頂きありがとうございました・・・。

http://ameblo.jp/office-konishi/entry-10650264638.html#cbox

 


頂いたコメントを読みながら、

改めて、色々と考えさせられました。

 

ですので、ちょっとだけですが、

その後の、その“知人”との関係について、

書いてみたいと思います。



 

実は・・・、

相談を受けたその日の夜、“知人”から

「本当に相談して良かったんだろうか・・・。」

というメールが来ました。

 

『誰しもが感じる、債務整理手続きの不安』

そして、『知人とボクとの人間関係の不安』

入り混じった、メールの内容に、ボクは、

「とにかく、ボクを信用してくれ・・・。」

と返信することしか出来ませんでした。

『借金なんて、悪いことでも、恥ずかしいことでもない!』

今までも、散々ブログで書いてきたとおり、

ボクは、常々口にしています。

 

もちろん、それは、逆に言えば、そう思っている人が多いから、

『悪いこと、恥ずかしいこと』と思っていらっしゃる方が多いからこそ、

というのも間違ってはいません。

 

ただ、ボクは本気でそう思ってますから、

本気で言ってます。

そして、その“知人”にも、

そのボクの本気度が伝わっているはず。

・・・と、ボクは、思ってました。

「だからこそ、ボクに相談してくれたのだ」とボクは思ってました。

 

ただ、実際のところは、必ずしも、そうではなかったんだと思います。

 

 

 

なぜ?

 

頂いたコメントを読みながら、思ったんです。

仮に、ボクが・・・、

そんなことを、本気で言っているボクでさえ、

“知人”の身を、自分に置き換えたら、

「知り合いに相談できたか?」と・・・。

そこに自信がないことに、気付いたからです。

 

 

「そこを差し置いても相談してくれた。」

そんなボク自身の喜びなんてどうでもいい話です。

それは、ボクの自己満足でしかありません。


ただ、実際に相談してくれたその“知人”は、

なおも、不安でいっぱいだったのです。

 

事務所で、初めて相談を受けた時、

「とにかく、安心してくれていいから・・・。」

というボクの言葉に、その“知人”は、涙を流していました。

 

ただ、それは、喜び半分、後悔半分だったのだと思います。

その後、その“知人”とは、しばらく会いませんでした。

 

それまでは、しょっちゅう会っていましたので、

確実に、このことが原因でした。

 

「やっぱり、顔を会わせにくい・・・。」ってメールをもらったこともあります。

 

それに対して、ボクは、ただただ、

「大丈夫、大丈夫だから。信じてくれ。」と繰り返しました。

それから、たくさんのメールのやり取りの後、

その“知人”と久々に会いました。

 

何となく気まずい雰囲気の中、

取りとめのない話をしました。

 

くだらない話をたくさんしました。

ボクらが、最初に会ったときの話もしました。

 

一緒にお酒を飲みながら、笑って話しました。

そして、その“知人”から、

今回の債務整理の話を切り出されました。

 

もちろん、お互いが、一番気になっていた話です。

そう、お互いに・・・。

ボクは、「ごめん、ごめん」と謝られました。

 

そして、「家族にも、兄弟にも、友達にも言えないことを、

よく打ち明けられたな・・・と今でも思う。」と言われました。

 

「ただ、あれから散々考えて、

相談して、本当に良かったと思ってる。」と言われました。

そして、「出会えて良かった。本当にありがとう。」と、

繰り返し、繰り返し言われました。

『誰しもが感じる、債務整理手続きの不安』

それは、ボクが何とかします。

 


『知人とボクとの人間関係の不安』

今でも、その不安は続いていると思います。

ただ、ボクは、

今では、そんなの、ボクらで、ボクと“知人”とで、

何とでもなると確信しています。

 

もう少しだけ、時間が掛かるかも知れません。

ただ、その時間、全く無駄ではないと、確信しています。

 

 

借金があったとしても、“大切な知人”は、“大切な知人”のまま

そして、ボクは、ボクのまま

関係・・・。

何も変わりません。

将来、笑って話すことが出来るネタが一つだけ増えた。

そんだけです。

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

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