わたくし事

2010.09.17更新

知人からの依頼・・・。

ご依頼を頂くのは、ありがたいことです。


数ある司法書士さんの中で、ボクの事務所にご依頼頂くことは、

とても、ありがたいことです。

 

『たまたま、家から事務所が近かったから・・・。』

『以前こちらでお世話になった○○さんのご紹介で・・・。』

 

ご依頼者さんとのキッカケは様々ですが、

その全てが、とても、とても、ありがたいことです。

実は、つい先日、“知人”から相談を受けました。

もちろん、一口に“知人”と言っても、色々な関係性はあります。

 

でも、“親しい知人”であれば、他の司法書士さんを探すよりも、

ボクのことを、真っ先に思い浮かべて頂けるものと思っております(笑)

 

 

ただ・・・、

その“親しい知人”、

ボクに相談してもらうまでには、かなり悩んだそうです・・・。

そう、相談の内容が、『債務整理』だったからです。

 

 

もちろん、その“知人”は、ボクが司法書士をしていることを、知っています。

ボクの事務所が債務整理業務を扱っていることも、知っています。

面と向かって『債務整理』についての話をしたこともあります。

 


ただ、実際は・・・、

「テレビCMをしている事務所に電話してみたんだ・・・。」って。

それを聞いて、なんだか胸が苦しくて・・・。

 

 

実は、ボク、その“知人”から、かなりお世話になっておりました。

かなり。

かなりです。

 

これまでも(つい最近も)、色々とご馳走してもらったりしてました。

 

ですから、その“知人”から、『債務整理』のことで相談されるとは、

ボクにとっては、まさに、寝耳に水でした。

 

後日、事務所で向かい合いながら、相談を受けました。

今まで、何度も事務所に遊びに来たことがあるその“知人”も、

当然ながら、いつもとは様子が違っていました。

 

少しずつ、少しずつ、これまでの経緯を聞きました。

正直、正直、驚きました。



ボク

「今まで、よく我慢して、頑張ったね。

でもね、頑張り過ぎだよ・・・。」

知人

「もっと早く相談したかった・・・。

でも、今後、自分のことをどう見られるのかを考えると、怖くて・・・。」

ボク

「ボクが、そんなことを思うと思う?」

知人

「いや、そんなことはないと思うよ。

でも、やっぱり怖くて話せなかった・・・。

だから、全く知らない事務所に電話をしてみた。

でも、やっぱり不安だった・・・。」

何とも言えない気持ちでした。

悲しいような、悔しいような・・・複雑な。

今までも、“知人”の債務整理をお手伝いしたことはあります。

今でも継続中のものもあります。

もちろん、ボクに出来ることは、たかが知れてます。

でも、その中には、ボクにしか出来ないこともあるんだと思ってます。

ひとりの“ご依頼者さん”として、

そして、ひとりの“大切な知人”として、

少しでも安心してもらいながら、手続きを進めていくことが出来れば・・・。

知人

「いつの日か、『あんなこともあったよね!』って

笑いながら、言えるようになるよね?」

 

ボク

「もちろん!そのためにボクがいる。

あとは、一緒に頑張ろう!

大丈夫、絶対に大丈夫。

もう、安心していいんだから。」

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

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