わたくし事

2009.05.23更新

『ブログ』についての私感・・・。の続き

前回の続きです・・・。

そもそも、この『ブログ』を始めるに際して、決めたことは、たったのひとつでした。

内容は、『仕事に関すること』にしよう!ということでした。

特に理由はありません。


多くの方は、ご自身の『ブログ』で、食事やご家族のことを話題にされていたりしますが、
単純に、私は、自分自身のことについて話すのが苦手なのです・・・(笑)。


ですから、私がこの『司法書士』という仕事を通じて、
気になったことや感じたことを、この『ブログ』に書き連ねることによって、
“私”や“私の事務所”のことを、少しでも知ってもうことが出来ればという、
ほんの軽い気持ちでした。


ただ一方で、ホームページ自体を見てくれるのは、
私のごく近しい存在にすぎないと、タカをくくっていましたので、
それ以外の方々に、まさか、この『ブログ』まで読んでもらうことになろうとは、
正直、期待していませんでした。


更新もどんどん遅れがちになりました。


当然ながら、私が最も優先すべきことは、
現在、受任させていただいているご依頼者の方々の
各案件・各事件の処理手続きです。


早期解決を図るご依頼者のご期待を、私が裏切るわけにはいきません。

『ブログ』の更新なんて、二の次にならざるを得ません。


しかしながら、なんとなく反響があり、なんとなく話題になり、
そして、なんとなく更新を期待されることになり・・・、それに驚いていたところに、
“ご依頼者”の方々からの「『ブログ』を読みました。」との一言がありました。
これこそ、嬉しい驚きでした。


このご依頼者の方々は、
・ご近所の方
・知人のご紹介の方
・ホームページをご覧になった方
と様々ですが、共通する点は、私との面識がないということです。



では、なぜ、この言葉が嬉しかったのか?


それは・・・

残念ながら、私のいるこの業界、まだまだ敷居が高いと言われます。


私自身も、同士業さんとの付き合いの中で、
そのやりにくさを感じたことは多々あります。


どうして、簡単なことを、あえて難しく言う必要があるのか、
どうして、あんなに偉そうなのか理解できませんが、
さぞかしお偉い方なのでしょう(笑)。


でも、二度と仕事はしたくありません。


同じ業界で仕事をやっている私でさえ、
そんな気後れを感じてしまいますので、
いわゆる一般の方にとって、面識のない専門家に相談するという、
その精神的な苦痛は、計り知れないものがあると思います。


困っていること、悩んでいること、言いにくいことを、
勇気をだして相談しているのにもかかわらず、
小難しいことを偉そうに喋られては、たまったものではありません。



で、なぜ、私の『ブログ』に対する考え方が変わったのか?


それは・・・

この中途半端な『ブログ』、私の拙い文章でさえ、
その敷居を下げるキッカケになったということです。


先のご依頼者の方に、
相談するにあたり、様々な不安や抵抗感はあったものの、
私のこの『ブログ』のを読んだことで、安心して相談することができました。
とおっしゃっていただきました。


この『ブログ』のお陰で、ご依頼者の方々が、相談をしやすくなったことが、
非常に、非常に嬉しかったのです。


全く面識のない方が、その敷居を越えて、勇気をだしてご相談いただくときに、
この『ブログ』を、その判断の材料の一部にしていただいていることが、
ハッキリと分かりました。


ご依頼者の方に少しでも安心してほしい、という私の目標が、
思わぬ形で、達成されていたことに驚き、そして喜びました!



今後も、この『ブログ』は続けていきます。


そして、この『ブログ』をもっともっと大切にしてきます。

もちろん、更新も頑張っていきます。


最初の決めごとを破り、たまには仕事以外のことについても触れていきます(笑)。

ですので、どうぞ、その敷居をまたいでください。



私は、最初のご相談のお電話で、いつも申し上げます。


「どうぞ、一度、事務所にお越しください。
どうぞ、お話をお聞かせください。
分からない点・気になる点は、何でもご質問ください。


そのうえで、どうぞ、ごゆっくりお考えください。」
と・・・。

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

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