わたくし事

2011.07.01更新

生き甲斐…。

つい先日のこと…

事務所からちょっと離れた、

 

ある裁判所に行ってきました。


都内から電車を乗り継いで約2時間、

まぁ、そんなに近いとは言えませんが、


それほど遠くもありません(笑)

その裁判所、

 

最寄りの前からは、歩いて10分くらいなのですが、

その駅のロータリーに、“石碑”が立っています。

 


しかも、駅前が広々しているため、

 

その“石碑”、結構目立ちます。

 

刻まれいている文章は、

 

山本有三の『路傍の石(ろぼうのいし)』

 

という小説の一節だそうです。


 

ちなみにボクはその小説を読んだことはないので、

 

この文章の前提は不明です。

 

すみません…。


 

みなさんはご存知でしょうか?

 

「たったひとりしかない自分を、

 

たった一度しかない一生を、

 

ほんとうに生かさなかったら

 

人間生まれてきたかいがないじゃないか。」

 

 

前回、

 

約1ヶ月前、この裁判所に行った時、

 

ボクは、この“石碑”の前を通り、この文章を読みました。


 

「ほんと、その通りだよなぁ~。」と、

 

妙に感心したことを覚えています。

確かに、確かにそう思いました。

 

しっかりと覚えています。


 

 

して、今回、

 

前回から約一ヶ月経ち…。

 

駅から出て、この“石碑”を発見しました。

 


 “石碑”の存在を忘れていたボクは、

 

「そういえば、こんなのあったなぁ

 

なんて書いてあったんだっけ?」


 

「…。

今回、ボクは、この文章を読み、

 

とても窮屈な気持ちになりました。


 

閉塞感…。


焦燥感…。

 

 

 

「分かるよ。分かるけどさ…。」

 

確かに、ひとりしかいない、自分は。

 

確かに、たったの一度、一生は。

 

確かに、確かに、それを生かせればと思ってる。



繰り返しになりますが、

ボクは、この小説を読んでいません。
 

なので、この文章の前提は分かりません。

 



 

ただ…。

 

 

ダメなの、自分を生かさないと…。

 

ダメなの、一生を生かさないと…。

 

ダメなの、生まれてきた“甲斐”、いちいち考えないと…。

 

ダメなん…??


 

何かに責め立てられるような感覚を覚えました。

 

そして、前回の感覚とは、随分と違うことに気付きました。

前回の自分、と、今回の自分、

 

一体、何が違うんだろう…。

なら、次回は??


 

次回、

 

この駅に行き、

 

この“碑石”を見、

 

そして、この文章を読んだ時、

 

果たして、ボクはどう感じるんだろうか…。

 
次回には、

 

一体、何が変わっているんだろうか…。

 

前回があって、今回、

 

今回があって、次回がある。
 

 

そう。

 

過去、現在、未来。
 


 

みなさんは、この文章を読んで、

 

今、

 

何を感じますか?

 

筆不精 司法書士による債務整理ブログです。-一生…。
 

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

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